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就職に失敗しないために・・・ホワイト企業とブラック企業の見分け方

※本記事はA8等のアフィリエイト、楽天アフィリエイト、Amazonアソシエイト、アドセンス等の広告を活用したり、記事単位で取材費をいただいた上で記事を執筆しています。


世の中にはたくさんの企業がありますが、その中にはホワイト企業とブラック企業の2つに分類されるケースが多くあります。働くのであれば、ホワイト企業で働きたいと思う方が多いのではないでしょうか?しかし、ホワイト企業とブラック企業は見極めが難しいこともあります。そこで今回は、ホワイト企業とブラック企業の違いについて解説していきましょう。

 

ホワイト企業とブラック企業、それぞれの特徴は?

ホワイト企業やブラック企業という言葉は聞いたことがあるでしょう。しかし、はっきりとした区別ができるという方は少ないかと思われます。
まずはホワイト企業とブラック企業が持つ特徴について見ていきましょう。

【ホワイト企業の特徴】

ホワイト企業は、離職率が低く、福利厚生が充実していて、残業時間が少ないというイメージを持つ方が多くいます。その他にも、社員の年齢層に偏りがなく、評価制度がきちんと定められているのもホワイト企業ならではの特徴です。ホワイト企業では、住宅手当や育児支援、産前産後休暇、育児休暇といった社員のライフスタイルの変化に合わせた福利厚生があるので、とても働きやすい職場環境になっています。また、残業時間も少ないので、プライベートを充実させられるのも魅力です。残業をしないために効率良く仕事をこなすにはどうしたら良いかを日々考え、ノー残業デーを作るなどの工夫も行っています。福利厚生の充実や残業時間の少なさは、離職率の低さにもつながっていると考えられるでしょう。

また、ホワイト企業は社員を大切にする傾向が強いので、余程のことがない限りリストラなどをすることはありません。離職率も低いため、10代や20代の若い社員から定年間近の50代以上の社員まで均等に勤務しています。このようにバランスが取れている会社は、技術や知識の継承がスムーズに進みやすいので、会社自体の運営にも良い影響を与えます。それだけではなく、評価制度がきちんと定められているという点も、社員にとって魅力だと言えるでしょう。

売上など目に見えるものだけではなく、毎日の勤務態度もきちんと評価の対象にしてくれると、自分自身が評価されてると思えるので、やりがいにもつながります。

【ブラック企業の特徴】

ブラック企業は、ホワイト企業とは正反対の企業のことを指します。労働時間が長く休日も少ない、そして給料も低いというイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?その他にも、残業代を出してもらえない、従業員の入れ替わりが激しいというのもブラック企業の特徴だと言えます。ブラック企業と言えば、労働時間の長さと給料の安さが最も大きな特徴です。毎月45時間以上の残業が続く企業は、ブラック企業だと言えるでしょう。そしてブラック企業は、それだけ働いても大した給料を出してくれません。つまり、仕事量と報酬が比例していないということです。

ブラック企業の中には、残業代を出さなかったり、聞いたことがないような雇用契約で残業代を払わなかったりするケースが多く見られます。例えば、管理職だから残業代は出ない、残業代は給料に入っている、またはこの会社は10時間労働が基本だというようなケースです。このようなケースは、企業が残業代を支払わないようにするための言い訳です。もちろん、変形労働時間性を採用している企業であればこの限りではありませんが、そうではない企業でもこのような働き方をさせている場所はあります。

 

自称・ホワイト企業が増えている!?

ホワイト企業とブラック企業には、先ほど紹介したような特徴があります。しかし、最近は自称・ホワイト企業が増えているので、注意しなければいけません。特に、2019年4月1日から施工になる「働き方改革関連法案」の中にある、「時間外労働の上限を厳格化」や「インターバル制の努力義務化」、「産業医・産業保健機能の強化」、「年次有給休暇取得の義務化」、「高度プロフェッショナル制度の創設」などが大きなポイントになると考えられます。「働き方改革関連法案」は、労働格差の是正には役に立つと予想されますが、この法律が施工されることによって、これまでホワイト企業だと言われていた企業がブラック企業とホワイト企業の間のグレー企業に認定されてしまう可能性もあるでしょう。

また、「働き方改革関連法案」が施工されることで、企業はメリットになる部分をよりアピールしたいと考えます。そうなってしまうと、見せかけだけの制度を制定したり、やりがいを搾取してしまったりする企業が増えてしまうリスクも高まります。どの業種でも人材不足だと言われてる今、競合他社よりも優位に立つためには、ホワイト企業であることをアピールすることが重要になるのです。つまり、2019年4月以降は、自称・ホワイト企業であるホワイトウォッシュな企業が増える可能性があるということになるでしょう。ホワイトウォッシュにはいくつかの意味がありますが、その中の1つに、上辺を取り繕うという意味があります。ホワイトウォッシュな企業は、上辺はホワイト企業に見えても実際はブラック企業だということです。

 

ホワイト企業とブラック企業を見極めるポイントは?

ホワイト企業とブラック企業には、大きな差があります。そのため、入社を決める前にきちんと見極めなければいけません。では、ホワイト企業とブラック企業を見極めるためには、どのようなポイントを押さえておけば良いのでしょうか?

1つ目のポイントは、ホワイト企業ランキングを確認するということです。ホワイト企業ランキングは、規模がある程度大きい企業しか確認できませんが、ホワイト企業大賞やブラック企業大賞に選ばれたのがどの企業なのかをっ確認しておくことは有効です。ブラック企業大賞に選ばれた企業の体験談には、ぞっとするようなものもあります。

2つ目は、求人の人数を確認するということです。ホワイト企業の場合は、離職率が低いので、求人の人数が多くなるというケースはほとんどありません。それに対してブラック企業の場合は、離職率が高いので、大人数の募集をかけることがあります。会社の規模が大きければ、大人数の募集をかけていても不思議ではありませんが、そこまで規模が大きくない企業で大人数の募集をかけていたら、ブラック企業の可能性があると言えるでしょう。

3つ目は、企業理念を確認するということです。ブラック企業は、精神論を振りかざす傾向があるので、理不尽の物事を押し付けられる可能性があります。企業理念は、社風や経営者の考え方が反映されたものになるので、企業理念に共感できないのであれば入社しない方が良いでしょう。また、大企業の経営者は本を出版しているケースもあるので、その本を読んで考え方に共感できるかというポイントも重要です。ホワイト企業かブラック企業かを見極めるためには、まずこの3つのポイントを確認してみてください。

ホワイト企業は、社員のための制度が整っているので、そのような企業で働きたいと思う方が多いはずです。しかし、ホワイト企業とブラック企業の見極めは、難しくなってきています。自称・ホワイト企業であるホワイトウォッシュな企業が増えていけば、より難しくなってしまうでしょう。きちんと見極めることで、やりがいを感じながら仕事ができます。そのため、最後に紹介したホワイト企業とブラック企業を見極めるためのポイントを頭に入れて、求人を見てみることをおすすめします。

 

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