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フリーランスor社員?あなたにとって「ホワイト」な働き方はどっち??

※本記事はA8等のアフィリエイト、楽天アフィリエイト、Amazonアソシエイト、アドセンス等の広告を活用したり、記事単位で取材費をいただいた上で記事を執筆しています。


ここ数年で、「フリーランス」という言葉をよく聞くようになりました。現代社会において、働き方は自身の生活や身体の健康にも影響してくるため重要な要素と言えるでしょう。

一般的には会社に勤めている人が多いとは思いますが、フリーランスと社員では働き方にどのような違いがあるのでしょうか?

今回はフリーランスと社員、それぞれの働き方についてご紹介していくので、どちらの働き方が自分にとって「ホワイト」なのか考えてみましょう。

 

フリーランスとは?

フリーランスというのは、どのような働き方をしているのかご存知ですか?フリーランスとは、会社に所属している会社員とは違い、組織には所属せず仕事に応じて自由に契約するという働き方です。

主にフリーランスと言われている職業には、カメラマンやデザイナー、プログラマー、ライターなどが多く見られます。個人で仕事をする職業の人をフリーランスと呼んでおり、会社などに所属せずに自らの才覚で仕事をしているのです。フリーランスという働き方には、法で定められている労働基準法などの労働規定が当てはまりません。

労働基準法などは、そもそも会社に勤める人を保護するための規定となっているため、会社に所属していないフリーランスの人は対象外となってしまうのです。

そのため、休日や労働時間などの管理を自己責任として行う必要があります。フリーランスは、企業などからの依頼によって仕事を得てお金を稼ぐことができます。多くの企業から信頼を得て仕事が舞い込めば、その分お金をたくさん稼げるでしょう。

 

 

一方で、仕事が多く舞い込みすぎてしまうと、働きすぎで体調を崩したり、メンタルが病んでしまう恐れがあります。会社に勤めている社員と違って業務命令ではないため、企業からの依頼は断ることもできます。過剰に働きすぎず、上手く仕事量を調整していくことが、フリーランスには大切だと言えるでしょう。フリーランスには、労働基準法のような保護法がないわけではありません。

依頼主である企業との力関係によって、負担を強いられてしまうことを防ぐために下請代金支払遅延等防止法という法律が適用されます。これを法的義務として依頼主に課していることで、フリーランスの保護をしているのです。

具体的には、契約書面を作成・交付・保存したり、代金の支払期日決定義務であったり、支払の遅延・減額の禁止などが挙げられます。しっかりと法的にも保護されているため、働き方を自ら決められると言えるでしょう。

また、フリーランスと同じような言葉として、個人事業主というものがあります。この個人事業主は、「その事業を法人ではなく個人で行うものとして税務署に開業届を提出している人」を指しています。

フリーランスと個人事業主はどちらも会社や団体に属さず、報酬として収入を得るという点では変わらないでしょう。

 

社員はブラックなのか?

働き方を選べる、自ら決められるという点ではフリーランスの方がホワイトであると言えるのではないでしょうか?しかし、会社に勤めている社員がブラックかというと、そうでないことも多くあります。

会社によって「ホワイト企業」と言われている企業もあり、会社に勤めていることで会社から保護されているだけでなく、社会的・法的にも保護されていることを忘れてはいけません。

例えばクレジットカードを作成する際やローンを組む際に、フリーランスでは審査が通らないことやローンを受けられる金額が会社員よりも少ないことがあります。

 

これは、会社に所属している社員と仕事に応じて自由契約をしているフリーランスの信頼度の違いとも言えるでしょう。社員とフリーランスの年収や月収が同じであっても、社員だけ審査に通過することもあるため、フリーランスの社会的な信頼度が低く見られている可能性が高いです。

社員は毎月一定額を会社から支給されていますが、フリーランスは自由契約のため毎月一定額の収入とはいかないこともあるでしょう。そのようなことから、フリーランスよりも社員のほうが社会的に信頼されていることが分かります。

ホワイトな会社に勤めていれば、定時に仕事を終えられるでしょうし、休日や有給休暇なども取りやすいでしょう。

しかし、中にはブラックと呼ばれている会社ももちろんあります。休日が少なかったり、有給休暇をとらせてくれなかったり、労働時間が規定を超えるものであったりします。社員は一概にはブラックとは言えませんが、どのような会社に勤めているかによって大きく差が出てきてしまうでしょう。

フリーランスも同じことが言えます。依頼される企業によっては、強く出てくることがあるでしょう。

立場が弱いと不当に低い支払額で仕事を請け負わせようとしたり、納期が厳しい仕事を回してきたりするかもしれません。どちらも法的に保護されていても、働き方がブラックになってしまうことがあるのです。

 

最近の経済情勢からホワイトな働き方を考える

社員はフリーランスと違い、一つの会社と雇用契約をして、その会社への終身雇用が当たり前とされてきました。副業をすることで、本業が疎かになってしまうという考え方などから副業禁止としていた会社も多くありました。

しかし、2018年から政府が副業や兼業を推進している影響もあり、副業を解禁する会社も増えてきています。

 

会社が副業を解禁し、副業を推進してくることには理由があるのです。近年の不安定な経済情勢から、毎年行われる昇給や終身雇用を続けられないという意思表示であると考えられています。

そのため、社員は副業をしないと現在の給与から変わらず、差し引かれていく金額だけ増えていってしまう可能性があるのです。

2019年には消費税増税が控えていることもあるので、現在のままの給与だと生活が厳しくなって、生活水準を保てなくなる人も出てくるでしょう。

フリーランスであれば、自分の力量に合わせて仕事量を調整したり、時間を調整できるので副業はしやすいかもしれませんが、そもそも副業は必要ないかもしれません。

社員は、1日会社に拘束されてしまう時間が多く、通勤時間なども合わせるとなかなか副業する時間がとれないと思われるかもしれませんが、副業をアルバイトではなく在宅ワークや不動産投資などで行う場合があります。このような副業なら、休日や仕事終わりなどの空き時間を有効活用できるでしょう。

副業を始めるとなるとホワイトからかけ離れていくのではないかと考えられますが、実はホワイトへの一歩かもしれません。

どのような副業を選ぶかにもよりますが、副業をしていくことで自分で利益を作っていく思考となるため、経営者に近い考え方ができるようになり、副業が軌道に乗れば独立や企業なども視野に入れることが可能となります。自分の働ける範囲で、生活水準を保つために副業という選択肢を持っておいても良いでしょう。

ホワイトな働き方は、フリーランスと社員どちらでも実現できます。どのような働き方が自分に合っているかを考えて働くことが、ホワイトな働き方には重要なのです。

仮にフリーランスとなっても、自分の時間を多く仕事に費やさなくてはならないことが多くあるでしょう。社員は勤めている会社によっても異なりますが、ブラックだと感じたら転職することも可能です。

どのように働いていくか、自分の生活に基づいて考えることで、よりホワイトな働き方ができるのではないでしょうか?

ホワイトな働き方は人によって異なるため、一概にどちらがホワイトかは言えませんが、より自分が生活しやすい、心身ともに健康でいられる働き方がホワイトな働き方となるのではないかと考えます。

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