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物流業界=ブラックはもう古い!L物流株式会社の働き方!

※本記事はA8等のアフィリエイト、楽天アフィリエイト、Amazonアソシエイト、アドセンス等の広告を活用したり、記事単位で取材費をいただいた上で記事を執筆しています。


今回は、L物流株式会社での働き方についてご紹介していきます。

皆さんは物流業界というとどんなイメージを持っていますか?作業量の多さはもちろん、あまり休みが取れない、仕事が大変ということから、働きにくい環境だとイメージする方も少なくないでしょう。

確かに、多くの物流企業ではこのような環境が蔓延していると言われています。しかし、このような状況を打破する会社が出てきているのです。

現在、中国・四国地方で急成長を遂げている「L物流株式会社」という企業があります。こちらはこれまでの物流企業のやり方を覆すような働き方を提案しています。

今回は、そんなL物流株式会社の働き方についてご紹介していきましょう。物流業界の働き方について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

物流業界ってどうなの?

昨今、政府が推し進めている「働き方改革」がありますが、物流業界ではどのような環境になっているのでしょうか?
まずは物流業界の実態について解説していきましょう。

 

物流業界は未だ長時間労働が根付いている

2017年に行われた働き方改革実現会議の中で、年間720時間・月平均60時間という時間外労働の上限案が提示されました。ただ、トラックドライバーなどは特殊な状況にあるため、現行制度では適用が除外されてしまっています。

一応「自動運転車の労働時間等の改善のための基準」の中で物流会社の監視・監督は行われているものの、他の職種に比べると物流業界では長時間労働が認めざるを得ない形になっているのです。その結果、過労死が最も多い業種がトラック(陸上貨物)運送業だと言われており、さらに人手不足に拍車がかかっている状態となっています。

長時間労働はトラックドライバーだけではない

長時間労働というと、物流業界の中でもトラックドライバーを思い浮かべる方は多いかと思いますが、実はトラックドライバーだけが長時間労働をしているわけではありません。ドライバーが人手不足に陥ったり、長時間労働によって業務効率が低下していたりすると、荷物の入出荷を行っている倉庫や物流センターにも遅れが生じてしまいます。

その影響から倉庫・物流センターで働いている人も長時間労働を強いられてしまうケースがあるのです。また、近年はインターネットでのショッピングが当たり前になってきているため、物流業界のニーズは高くなっています。それなのに倉庫や物流センターでも人手が足りない状況が続けば、長時間労働はどんどん拡大してしまうことでしょう。

社員の健康管理も重要

先程も少し触れましたが、過労死が最も多い業種がトラック運送業であることが分かっています。近年は特にドライバーの健康管理が不十分であることや、長時間労働による過労によって事故を起こしてしまうことも増えており、業界全体で改善していかなくてはならない課題となっています。

全日本トラック協会では、2014年から「トラック運送事業者のための健康起因事故防止マニュアル」を策定し、2017年に改訂版が発表されました。また、同年には労働安全・衛生委員会の中に「過労死等防止計画策定ワーキンググループ」を発足され、過労死防止に向けた取り組みも強まっています。

 

 

中国・四国地方で急成長中のL物流株式会社をピックアップしてみた

物流業界の実情についてご紹介してきましたが、そんな実情を打破しようと会社全体で取り組んでいるところがあります。それは、中国・四国地方を中心に物流サービスを提供する「L物流株式会社」です。中国・四国地方で急成長中のL物流株式会社とはどんな会社なのでしょうか?

 

 

L物流株式会社の概要と沿革

まずはL物流株式会社がどんな会社なのか、概要と遠隔をご紹介していきましょう。

L物流株式会社は、平成15年4月に設立された会社で、代表取締役社長は久保徳明氏が務めています。元々現会長である久保宗明氏によって有限会社L物流が開設されました。現在の従業員は営業所全体で500名となっており、そのうち女性は102名となっています。

物流会社では女性の数が極端に少ないケースがほとんどなのですが、L物流では約5人に1人が女性社員です。売上高は平成29年3月期で31億3500万円と、かなり利益を上げています。

中国・四国地方を中心に、多くの営業所を構えているため、今後も売上高増加が非常に期待できるでしょう。L物流がどんどん営業所を拡大していったのは、実は会社が設立されたばかりの平成15年からになります。その頃からすでに本社と鳥取営業所、そして山口営業所が開設されました。

その後平成21年になるとL物流は有限会社から株式会社へと商号変更され、広島、岡山、境港、大阪に営業所を次々と開設していきます。このような流れでL物流は成長を続けていきました。

 

L物流の経営理念・経営方針

L物流には経営理念と経営方針が存在し、理念と方針に合わせて業務に取り組まれています。経営理念では、“全社員の物心両面での幸福、全てのお客様、協力者様との相互繁栄を追求し、事業を通じた恒久的な地域社会への貢献を行います”としています。

顧客や取引先の会社との相互繁栄を追求することは他の会社でも同様の理念を持っていると考えられますが、注目したいのは「全社員の物心両面での幸福」という部分です。

これは、L物流で働いている社員全員が働いていることに満足していて幸福感を得ているようにしなくてはならないという気持ちの表れに感じられます。
会社は社員一人ひとりから成り立っているのですが、中にはそんな社員を蔑ろにしてしまう企業も少なくありません。

L物流では一人ひとりの社員を大切にしているということが経営理念からも見えてきます。経営方針では、3つの項目が方針として掲げられています。

 

お客様第一主義

お客様第一主義というのは、顧客の言いなりになるということではなく、顧客ごとに応じた最適なサービスの提供を追求することを目的としています。
現状に満足するのではなく、常にサービスの見直し・改善を図っていこうとしているのです。

 

職場環境づくりの徹底

職場環境が良くなければ良い人材は育たないという理念から、5Sによるムダ・ムラ・ムリの排除とコンプライアンスの遵守を徹底しています。

 

人財育成

経営理念にもあったように、L物流にとって社員は大切な財産であり、普通の人材から人財へ育成していくことが会社の成長にもつながると考えています。そのため、人財を育成する環境を整え、一人ひとりが正しい行動を取れるようにしています。経営理念と経営方針から分かるように、L物流では社員を尊重し大切にすることで急成長を遂げているのではないかと考えられます。

この経営理念と経営方針が守られている限り、L物流がブラック企業になるということはないでしょう。

 

そんなL物流株式会社の求人について調べてみた

急成長を遂げているL物流株式会社は、業務を拡大するためにスタッフを募集しています。現在はどのような求人情報が出ているのでしょうか?L物流株式会社の求人について調べてみたので、ご紹介していきましょう。

 

どのような職種を募集しているのか

L物流株式会社では現在、乗務スタッフと作業スタッフの募集を行っています。乗務スタッフは、コンビニなどの店舗への配送や緊急のスポット輸送、メーカーなどの拠点を結ぶ幹線輸送業務を主に行うスタッフです。乗務スタッフとして勤務する場合は、中型免許以上が必須となっています。作業スタッフは、店舗ごとの仕分けやピッキング、梱包作業などの物流代行業務を行います。

乗務スタッフ、作業スタッフ共に物流には欠かすことができない人員なので、大きな成長を遂げているL物流株式会社はさらに多くのスタッフが必要になっていると考えられるでしょう。

具体的にどのような求人が出ているのか

L物流株式会社の求人には、具体的にどのようなものがあるのか見ていきましょう。

 

【仕分け作業員】

仕分け作業員の雇用形態は、パートです。チルド商品の仕分け作業を行います。作業する倉庫は、10℃ほどと寒くなっていますが、防寒着の支給があるので心配はいらないでしょう。就業時間は、18時~22時、22時~2時、18時~2時となっています。基本的には、土日祝日が休みですが、休日出勤になる可能性もあるということです。この求人は、境港営業所での求人となります。

【配送ドライバー】

配送ドライバーの雇用形態は、正社員です。3tトラックを使用するルート配送業務を行います。配送エリアは山口県内となっています。トラック運転経験がない人でも研修を行うので応募可能です。

また、L物流株式会社のトラックには、AT車もあるのでAT限定の免許を持っている人でも配送ドライバーとして勤務できます。ただし、中型免許もしくは平成19年6月1日以前の普通自動車免許を所持している必要があります。就業時間は、2時~8時、11時~17時、7時~16時となっています。休日は月に8~9日となっていて、年間休日数は108日です。この求人は、山口営業所からの求人情報になります。

【3tトラックドライバー】

3tトラックドライバーの雇用形態は、パートです。3tトラックを使用して広島県内の食品配送を行います。AT限定のトラックもあるので、AT限定のみ持っている方でも勤務可能です。また、パートでの雇用になるので、ライフスタイルに合わせた働き方ができます。就業時間は、1時~8時、11時~17時が基本ベースになります。

ただし、3tトラックドライバーとして勤務する場合は、準中型自動車中型8t限定もしくは平成19年6月1日以前の普通自動車免許を所持していなければいけません。この求人は、広島第2営業所の求人情報です。

【庫内仕分け作業】

庫内仕分け作業の雇用形態は、パートです。冷蔵庫の中で簡単な仕分け作業を行います。取り扱っている商品は、スーパー向けの食材や飲料などです。就業時間や就業日数は相談できるので、育児などの合間にも勤務できる可能性があります。雇用期間の定めはありますが、原則更新となっています。
この求人は、広島営業所の求人です。

 

L物流株式会社は、このような求人を出しています。急成長しているL物流株式会社は、業務の拡大も視野に入れているので、多くの人手が必要なのでしょう。業務によっては、ライフスタイルに合わせた働き方も可能なので、働きやすい職場だと考えられます。

また、AT限定免許でもトラックドライバーとして勤務できます。そのため、AT限定免許だけどトラックドライバーとして勤務したいと考えている方にとっても有益な求人です。さらに、採用後に研修などもあるので、これまでトラックドライバーの経験がない人でも安心して働けることが分かります。

 

ひたすら運転しているだけじゃない?女性も働ける?働き方について調べてみた

物流の仕事というと、ずっと運転をし続けているというイメージを持つ人も少なくないでしょう。しかし、L物流株式会社はスタッフの働きやすさを重視しているので、スタッフ同士のコミュニケーションがしっかり取れる職場環境になっています。

具体的にはどのような環境になっているのか、見ていきましょう。

事務所で他のドライバーと交流しながら休憩ができる

L物流株式会社は、営業所の所長や事務スタッフが明るく挨拶をしてくれます。それぞれの営業所では、配送ドライバーが帰ってくると豚汁やカレーなどができていることもあるようです。

また、事務所の中には休憩できるスペースもあり、ドライバー同士の交流も活発です。トラックドライバーとして働く人の中には、車内で1人で休憩するということも珍しくありません。その中で、L物流株式会社の場合は、事務所で他のドライバーと交流しながら休憩ができるのです。

1人でひたすら車にこもっているよりも、交流する時間があった方が気分転換にもなります。そのため、L物流株式会社の職場環境は、ドライバーにとってもメリットが大きいと言えるでしょう。

女性でもトラックドライバーとして活躍できる

L物流株式会社は、「働く女性を応援する企業」です。水玉模様の可愛らしいトラックを作ったのも、その一環だと言います。

現在、L物流株式会社で働いているトラックドライバーは31人いますが、その中の6人が女性です。6人の女性ドライバーの内訳は、4tトラックが4人、10tトラックが2人となっています。

女性がトラックドライバーとして働くということは、一般的に考えるととても大変ではないかと思うでしょう。しかし、L物流株式会社では女性でも安心できるフォロー体制が整っているので、女性もトラックドライバーとして活躍できるのです。L物流株式会社は、サービスを利用する顧客だけではなくドライバーにも「大きな安心・安全」を提供したいと考えているからできることだと言えます。

運転が不安な人もしっかりサポートできる体制が整っている

L物流株式会社で使用するとトラックのおよそ9割がAT車です。そのため、AT限定の免許を持っている人でもトラックドライバーとして活躍できます。また、AT車であればクラッチ操作に不安がある人でも安心して運転できるでしょう。

そしてL物流株式会社では、運転に不安を感じている人に対する研修も行っているので、トラックの運転に不安がある人も基礎から学べるので、安心感が高まります。

L物流株式会社の配送は、ルート配送なので時間も固定されています。それも安心感につながるポイントになるでしょう。時間が固定されているルート配送であれば時間に追われることもないので、トラックドライバーの経験がない人でも焦らずに業務を遂行できます。その他にも、ルート配送なら複雑なルートを覚える必要もありません。

L物流株式会社で働くことのメリット

L物流株式会社で働くことのメリットは、前述したもの以外にもあります。それは、週休2日が定着しているということや社会貢献できるということです。

L物流株式会社は、基本的に週休2日が定着していて、休日の変更や休暇の取得がしやすい環境が整っています。そのため、充実したプライベートを送りやすくなっています。また、災害時の臨時配送や被災地への備品配送なども行っているので、社会貢献もできます。営業所によっては、地域のセーフステーションにもなっています。

このようなことから、L物流株式会社での勤務は、やりがいを感じやすいと言えます。働きやすい環境が整っていて、やりがいを感じられる職場はそう多くはありません。特に、物流業界はマイナスなイメージが多いのですが、L物流株式会社はそれを払拭しているとも言えるでしょう。

 

まとめ

物流会社は、どうしてもきついというイメージを持たれがちです。そんな中でL物流株式会社は、これまでの物流会社のイメージを塗り替えることに成功した会社だと言えます。

これまでの物流会社が担っている仕事は、男性がやるものだという固定概念がありました。しかしL物流株式会社では、女性のトラックドライバーも活躍しています。

「働く女性を応援する企業」として、様々な取り組みを行っている会社だからこそ、女性のトラックドライバーが活躍しているのではないでしょうか。また、資格取得の補助や実力主義に基づいた評価制度、丁寧な人材育成なども行っています。

そのため、スタッフの成長につながりやすい環境が構築されています。トラックドライバーとして配送業務を行う場合、大型免許や中型免許などが必要になるのでそれらの資格取得のサポートを行うだけではなく、安全に運行できるような教育も行っているのです。顧客の商品を運ぶとても大きな仕事なので、これだけ万全の体制を整えているのでしょう。

トラックドライバーとして仕事をするためには、技術が必要です。疲れが溜まってしまうと仕事にも支障をきたしてしまうでしょう。
仕事がスムーズに進まなければ、顧客満足度を下げてしまう可能性もあります。

L物流株式会社では、そのようなリスクを回避するためにもこれまで紹介したような取り組みを行っています。L物流株式会社の業務は、ルート配送なので効率良く配送が進められるのです。

また、配送業務をより効率的に進めるためには、トラックドライバーと事務所に在籍しているスタッフとの連携も必要です。L物流株式会社ではその連携も上手く出来ているので、幅広い業務を担えています。そしてそれが、業務の拡大へとつながっているのでしょう。

L物流株式会社では、物流に関連した業務も行っています。その中の1つに省エネルギー装置の製造や販売業務があります。省エネルギー装置の製造や販売業務と配送業務には関連性がないように感じるかもしれませんが、「こんなものがあればより良くなる」という発想から、生み出されたものだと考えられます。

このような考えは、ものづくりの側面でも重要な考え方になるでしょう。それらを積極的に取り組んだことで、L物流株式会社は急成長を遂げたと言えるのではないでしょうか。

L物流株式会社のメイン業務は、配送業務です。しかし、配送業務以外にも様々な取り組みを行っています。今後のL物流株式会社は、新たな業務展開をする可能性もあり、さらなる成長遂げるのではないかと考えられます。

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