建設業界は、東京オリンピックに向けて、ますます需要が伸びています。しかし建設業界が抱える課題として、人材不足や、技術継承不足などの話も聞きます。復興事業や東京オリンピックで建設業界の需要がある反面、人材を中々確保できないという課題が挙げられます。
建設業界にはまだまだ将来性があるというのに、人材不足というのは勿体なく感じてしまいますよね。ですが、次代の建設業界を担う人材の育成に力を注いでいるという会社があります。それが、UTコンストラクション株式会社です。
今日は、UTコンストラクションについてご紹介していこうと思います。
Contents
1.UTコンストラクションは何をしている会社なの?
「UTコンストラクションって何だろう?」という人もいらっしゃると思うので、まずはどのような会社なのか説明していきましょう。
UTコンストラクションとは、大手ゼネコンをはじめとしたクライアント企業へ、建設系人財のアウトソーシングサービスを提供している会社です。
日本の建設業界は、バブル経済の崩壊以降、市場規模が縮小してしまったというのはご存知でしょう。
しかし近年では需要は回復しており、東日本大震災からの復興、東京オリンピックに向けた建築ラッシュで、建設業界のマーケットは拡大を続けています。ですが、マーケットが広がっているのに、建設系職種の人口は減少しているのが現状です。
長い伝統、そして高度な技術を持っている日本の建設業界。このまま技術が廃れていくのだけは避けたいですよね。
技術を継承し、そして、さらに建設業界を発展させていける優秀な人材がいま、求められているのです。
UTコンストラクションは建設業界において、雇用調整機能を果たしながら、次代の建設業界を担う人材の育成に力を注いでいます。
より多くの人材を育成していくこと、そして、「日本のモノづくり」を支えることに貢献しているそうです。
2.UTコンストラクションの特徴って?
UTコンストラクションは、建設業界の領域を360度フルサポートしています。
施工管理・設計業、CADオペレーター、図面作成補助等に、良質な人財を必要なときに必要なだけ提供するフレキシブルな『派遣サービス』で、建築、土木、空調衛生・電気など各分野をサポートしてくれるほか、派遣ではカバーできない建設業務や図面請負までカバーしてくれる『請負サービス』を組み合わせて、建設業界の調査・設計・施工・完成という一連の流れをすべて、つまり360度サポートしてくれる、建設業向けの新しいアウトソーシングサービスを提供しています。
人材不足が叫ばれる昨今の建設業界で、360度サポートをしてくれるというのは、クライアントとしても安心できる体制ですよね。
また、UTコンストラクションは“人財”重視主義の会社でもあります。
サービス品質の進化を追求しているUTコンストラクションですが、その結果の一つとして、『全社員の正社員雇用』に重きを置いています。
社員の1人ひとりにキャリアアップの機会を創り出すことで、クライアントにプロジェクト成功への強い意欲を持った技術者を提供できるというスキームを構築。そして、請負施工現場でのOJT、専門スクールとの業務提携による資格取得支援やCADスクールの活用により、質の高い若い人財育成にも力を注いでいます。
若い人財育成のため、業界未経験者向けの資格研修制度も導入されています。
建設現場で施工の管理などをするために、国家資格である「施工管理技士」の資格が必要ですが、未経験者には受験資格を得ることすらハードルが高い資格でもあるようです。しかしUTコンストラクションなら、1年半働けば受験資格を得ることができますし、提携先スクールで「2級建築施工管理技士」「2級土木施工管理技士」の資格講座を受講でき、受講費は全てUTコンストラクションが負担してくれるので、後はやる気次第で最短で資格を取ることも可能です。
人が足りないのなら、育成すれば良い。そういったスタンスでUTコンストラクションは人財育成に注力していますが、建築業界の需要が拡大し続けている今だからこそ、人財育成に手を抜くことはないのです。これが、UTコンストラクションの大きな特徴かもしれません。
3.UTコンストラクションの事業について
UTコンストラクションの事業は、「エンジニアリング事業」と「ハウジング事業」の2本柱になっています。
この二つの事業について説明していきましょう。
「エンジニアリング事業」は、建設に関する調査・設計・施工・完成までを請け負いつつ、建設エンジニアを建設や土木の現場に派遣して、プロジェクトの進行を支えています。
どのような現場かというと、マンション、公共施設、商業施設、オフィスビル、高速道路をはじめ、大小様々な建設プロジェクトを手掛けています。
その中に、環境エンジニアリング分野や、プラントエンジニアリング分野などがあります。
続いて「ハウジング事業」は、戸建木造住宅の新築・リフォーム工事に自社専属大工を派遣するといった事業です。
大工さんが本来の仕事に集中できるよう、事務手続きや資金調達などを代行するという「ビルダーエージェントサービス」も人気なのだとか。
営業業務や契約事務に、価格交渉、各職への手配などもすべてビルダーエージェントが代行してくれますから、面倒な事務手続きから解放されるというのが好評で、契約数も増えているようです。
「エンジニアリング事業」では、新卒の新人も活躍しています。
様々な建設プロジェクトを、安全・計画通りに進めるためにサポートしていくというのが、UTコンストラクションの事業でもあります。
UTコンストラクションに入社した場合、まずは、書類整理に作成、そして現場写真の整理や保存、簡単なスケジュールの管理などからスタートします。
少しずつ仕事を覚えながら、プロジェクトの工程管理、品質管理、安全管理などの施工管理スキルを身につけていき、更なるステップアップも望めるようですよ。
4.UTコンストラクションのプロジェクト
将来性抜群と言われている建設業界ですが、2019年現在も業界全体が活気に溢れています。
東日本大震災の復旧復興や、東京五輪のインフラ整備、リニア中央新幹線の建設に、大都市再開発、既存建築物やインフラの改修など、大小様々な建設プロジェクトがあり、まだまだこれからもプロジェクトは増え続けるでしょう。
ビッグプロジェクトも豊富であり、唯一無二の形に残る仕事もたくさんあります。
例えば、「渋谷ヒカリエ」や「表参道ヒルズ」に「あべのハルカス」をはじめ、ダム、空港、高速道路など、様々なプロジェクトにUTコンストラクションは関わっています。
今後、東京五輪関係や、 2027年開業予定のリニア中央新幹線のプロジェクトも参加しますが、自分が関わったプロジェクトが世に出て、誰もが知っている名所となるのは本当に嬉しいですよね。
UTコンストラクションで働く人は、こういったビックプロジェクトに参加できるというのも、モチベーションにつながっているのではないでしょうか。
5.まとめ
UTコンストラクションについてご紹介してきましたが、若手人財の育成により、建設業界の採用課題解決に貢献しているとも言えるでしょう。
これからの建設業界は、いかに若手の人財を用意できるか、なおかつ、高度な技術を継承し発展させていくかということが重要になってくるかと思います。
この先もどんどん伸び続けると予想される建設業界ですが、日々進化を遂げていくはずです。
その進化の裏側に、UTコンストラクションが関わっているのかもしれません。