今日は、中井昌暁氏の働き方について書いていきたいと思います。
35歳、フリーランス、WEBデザイナーという肩書を持っている中井氏ですが、元々長い時間を会社に費やす世の中の「慣例」に疑問を感じており、脱サラしてフリーランスになったのです。
今では、ノマドワーカーとして旅行先で仕事をしたり、地方にある実家で数ヶ月間滞在して死後をしたり、色々な場所・時間で仕事をしているそうです。いわゆるノマドライフを手に入れています。
そんな働き方が多くの人の参考になるのではないでしょうか。少し働き方について考えてみましょう。
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サラリーマンはノマドワーカーになれるのか?
さて、ここで疑問なのはサラリーマンはノマドワーカーになれないのか?です。結論、可能だと思います。ただ、それには一定のスキルや知識、会社との信頼関係の構築が必要になってきます。
また、会社としてノマドワーカーを推奨するような風潮もなくてはならない要素だと思います。例えば、ヤフーは週4勤務にしていたり、全営業日在宅でOKという企業もあったり、自由な働き方を支援する会社もたくさん出てきています。
ただ、残念ながらまだまだ自由な働き方に抵抗をもっている企業が大多数です。昔の体質がこびりついている会社も多いのです。。
一つ、頭に入れておかないといけないのは、中井昌暁氏が独立できたのも、サラリーマン時代からスキルや知識をつけて独立できるだけの力が身についていたということです。サラリーマン時代はかなり勉強したのだとか。
サラリーマンであっても割り切って自己研鑽で自分の市場価値を高めていくような取り組みができれば、たとえ会社が倒産しても焦ることはありません。色んな会社から引き合いがくるはずです。
働き方改革?
働き方改革法案が成立して、有給の取得も強制力が働くようになるみたいですが、中井氏はあまり変わらないのではないか、と話します。
中井氏は次のようにも言っています。
有給は使いべき権利があるわけだから、それはチームや会社と話しておけば問題ないと語ります。例えば、チームで有給取得するタイミング等について話す時間があっても良いでしょう。
そのかわり、全員が均等に有給を取得できるような配慮が重要です。Aさんは来週家族旅行にいきたいから、来週末に有給取得をしよう、Bさんは再来週に奥さんの誕生日があるから、そこで有給とろう・・・等、各自が有給を事前に把握しておいて、そこに向けて引継ぎや業務管理を進めていけば問題になることはありません。
それで従業員のモチベーションはあがるはずです。
確かに、上記は納得できます。一歩踏み出すような勇気がないけど、実際にチームがウィンウィンになるような取り組みであれば、すんなり受け入れてもらえそうです。
まとめ
簡単に中井氏の働き方を紹介してきましたが、中井氏はもっともっと個人がスポットライトをあびるようになっても良いと言っていました。それが印象的です。
オンラインでの会議システムも開発が進んで、かなりスムーズに会議ができるようになりました。スカイプ、ZOOMなどなど。これを使えば、場所や時間は関係ないというのが中井氏の持論です。
確かに、これから、個人が自由に働き方を選択していく時代になって、それに企業があわせるような形になるのかもしれません。いわゆる会社に尽くすようなサラリーマンは消滅してしまうのではないでしょうか。
今の時代、会社に求められているのは、自分の働き方、自分の生き方を模索しながら、個人個人が人生を謳歌できるような制度なのかもしれません。
ハワイで働けると良いな・・・。なんて。そんな時代も近いということですよ!!
時代に乗り遅れないよう、中井氏が提唱する働き方を取り入れてみてはいかがでしょうか。何かが変わるかもしれません。