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セメント業界最大手!知られざる優良企業「太平洋セメント」とは?

太平洋セメントは、秩父小野田と日本セメントが合併して設立したセメント業界でもトップクラスのメガカンパニーです。循環型社会を構築していくために様々な角度から貢献し、多岐に渡る事業を展開させています。今回は、太平洋セメントの企業概要や事業内容、口コミ・評判、競合他社と比較しながら企業の特色を確認していきましょう。

 

太平洋セメントの概要

まずは、太平洋セメントの会社概要についてご紹介します。太平洋セメントは1881年5月に設立した企業で、東京都港区台場にあるビルに本社を構えています。従業員は2018年3月31日の段階で1,746人在籍しており、資本金においては862億円と非常に規模の大きい企業です。

経営陣には取締役会長福田修二氏と代表取締役社長の不死原正文氏をはじめ、約30人程度の役員によって企業組織を形成しています。主力となるセメント事業では国内9箇所に生産拠点を置き、海外ではアメリカに3箇所、中国に3箇所、ベトナムに1箇所、フィリピンに1箇所と海外にも事業本部を置いています。

また、太平洋セメントは単体としての企業発展のみならずグループ企業のリーダーとして競争力のある企業集団であることを目指し活動中です。継続して利益を生み出すために総和の拡大を図ることは経済的価値やステイクホルダーの期待に応えることにつながると考えているようです。グループ企業の強みでもある多種多様な事業に関連すると共に、新規事業においても積極的に展開させていくといった特徴が見られます。

 

太平洋セメントの事業内容

太平洋セメントはそれぞれの事業分野ごとのベクトルを明確化させるために、セメント、資源、環境、建材・建築土木、海外と事業部を分けて構成しています。

 

【セメント事業】
現代都市生活に向けたインフラを支える産業基盤として生産から流通、販売まで一貫させ、日本全国を網羅する強力体制でセメントニーズに応じて安定供給を行っています。工事や建築現場に必要な用途に対応するために普通ポルトランドセメントをはじめ、特殊セメント、生コンクリート、地盤改良材など様々な製品を提供しています。

国内に9箇所あるそれぞれの生産工場では、コンピュータ集中制御システムや自家発電設備、NSPキルンの稼働などによって世界で最も高いエネルギー効率を実現させることに成功しました。今後も良質なセメントを迅速に提供できるよう、全工場がISO9000シリーズとISO14001を取得し品質管理・環境保全に努めています。インフラ整備では地球温暖化防止や廃棄物の再生資源化に貢献するために、技術開発を積極的に進めています。

 

【資源事業】
良質な石灰石資源を中心に、セメント原料や土木建築、化学用途、鉄鋼などに石灰石製品を供給しています。高付加価値に相応しい生石灰事業を展開させるために保有している無機鉱物の新しい用途を開発し、需要のある新規事業を確立するよう取り組んでいます。

 

【環境事業】
セメントプラントの焼成技術と独自開発した環境テクノロジーに都市ゴミをはじめ一般廃棄物、産業廃棄物をセメント原燃料に活用します。石灰火力発電所から発生する石灰廃やゴミの焼却灰、下水汚泥、自動車のシュレッダーダストなども受け入れ廃棄物処理体制を有効化するよう整えています。今後はゼロエミッションを目標として掲げ、循環型社会の構築や環境保全にも貢献していくことでしょう。

 

【建材・建築土木事業】
建材や建築として求められる機能を対応するために無数の製品を展開しています。コンクリート製品は建設現場に欠かせないものであり、求められる性能を発揮できる製品でなければ使いものになりません。そのために製造技術を活かした高性能な製品を開発していくよう事業を進めています。

 

【海外事業】
米国西海岸や中国、フィリピン、ベトナムと太平洋を取り囲む海外拠点を配置することによって、各国の社会資本整備を構築しています。日本から輸出をして三国間貿易などのビジネスも展開中です。中国では生コンクリートの事業を立ち上げてセメント工場を建設し、アジア市場では合併会社の設立やセメント工場の買収、ターミナル事業を進めて需要に対応しています。

アメリカでは、高品質な生コンクリートの生産・販売をしてマーケットニーズに堅調な伸びを見せています。海外拠点はこれらの国々だけでなく、最終的な舞台は地球全体に広めていけるよう事業展開させていくことが太平洋セメントの未来テーマです。

 

太平洋セメントのサービスの口コミや評判について

太平洋セメントの製品やサービスの口コミは見つかりませんでしたが、太平洋セメントで働いている社員もしくは以前働いていた元社員の人の口コミはいくつかありました。太平洋セメントで働いたことのある人は、企業に対してどのような印象を持っているのでしょうか?

最近ではセメントの製造だけでなく、リサイクル関連、水事業にも力を入れている傾向にある。都市ゴミ焼却灰や廃タイヤ、廃プラスチックなど、通常のゴミとして処理をするのが難しいものをセメントの原料として使用することによって、社会貢献を果たしていると考える

社歴が長い企業であるため主力のセメント事業から視野を広げ、新たな産業に踏み込もうとする姿勢が見られます。また、他の産業では管理できないような廃棄物処理を行い、インフラ整備や環境保全に貢献できる方法を常に模索しているようです。

国内需要が伸び悩んでおり、更にセメント製造の燃焼工程に必要な耐火材や燃料となる石灰の高騰によりセメント価格を上げざるを得ない状況である。しかしセメント価格値上げは生コンメーカーからの反対が強く交渉が厳しく浸透するまでに時間を要する傾向である。

セメント事業は世界からみても戦略物資・静脈産業です。国内の需要が下回ったことから太平洋セメントは、脅威がない海外に新規事業を展開させていくことで将来性や成長性が見込める産業として成立させることができました。

 

太平洋セメント競合他社を比較

セメント事業を打ち出している企業は太平洋セメント以外に多数存在しています。しかし、太平洋セメントのように自社で一から製品開発を行い、製品化したものを販売するといった業務体制は各社ではあまり見られません。

また、バイオマス発電を用いての廃棄物処理も、受け入れを拒否する企業や震災で発生したがれき等を有価処理できるところはなかなかないでしょう。これは太平洋セメントが海外にも生産工場があるという環境が保たれているため実践できることです。

埋め立て処理不要なバイオマス発電を今後さらに増やすために各地域に発電所を建設しています。焼却された石灰はセメント工場で原料として利用できるので、無駄になるものが一切ないという点を太平洋セメントは強みとしているのでしょう。その分技術継承が難しい課題が残りますが、太平洋セメントでは2~3年周期で部署替えをすることで、色々な知識や技能を習得できるといった特徴も見られるようです。

太平洋セメントはセメント事業や環境事業としての売上が年々増え続けており、世界でトップを誇る優良企業です。セメントは日本から海外に輸出するのは高コストのため厳しい状況と言われていましたが、太平洋セメントは独自の開発によってそれを見事にクリアしました。流し込み成型によるコンクリートは世界最高記録を残し、今よりもさらに増進していくことが明らかになっています。

今後も各種コンクリートの寿命を最大限まで活かせる製品を考案し、これまでの領域を超えた製品を開発していくことに励んでいくのではないでしょうか。

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