本日のホワイト企業診断の対象企業は「アリスマー」です。
手帳や帳票などをテキスト化するAI OCRなどを提供している同社について、調べてみました。
Contents
高度なAI技術を活用
アリスマーは、2016年に設立された会社で、東京都を拠点の事業を行っています。
元々「株式会社Mercury」という社名でしたが、2018年2月9日に社名を変更しています。
手帳や帳票などをテキスト化するAI OCRなどを提供しているため、AI技術を活用したサービスの開発を行っています。
高度なAI技術によって、動画解析をスムーズに行えるようにしたり、車載カメラへの応用ができるようになるなど、アリスマーの技術は様々な分野で利用が期待されています。
また、現代数学を応用することでAIのさらなる能力の発揮ができるように、様々な自動システムの構築なども行っています。
スマートロボットの開発に欠かせない技術
アリスマーは、独自のAI技術をロボットに搭載することに成功しています。
そのため、様々な分野が持つ能力を凌ぐことができるようなスマートロボットの開発を行うことができるのです。
さらに、いくつかのスマートロボットが協調しあうことで、より高いパフォーマンスを発揮できるようなAIネットワークに開発にも取り組んでいる会社です。
その他にも、高度なAI技術のパフォーマンスをより向上させるための精度の高いセンシングシステム(情報を計測・数値化する技術)の開発も行っています。
そうすることで、スマートロボットの性能もさらに向上させることができるようになります。
手書き文書のテキスト化やチャットボット
高精度なAIを活用して様々なサービスを提供しています。
それぞれのサービスには特色があり、実際に使ってみるとその便利さに気付かされることでしょう。
ここでは、アリスマーの商品についての評判を見ていきます。
Arithmer OCRについての概要
Arithmer OCRは、手書きの文書をテキスト化するものです。
独自の抽出技術やテキスト認識などで、競合他社の同様のサービスと比べた時に2倍以上の認識率を実現しています。
またアリスマーは、利用する方が抱えている問題を一緒に解決しようという姿勢でサービスを提供しているため、効率的に作業を進めることができるでしょう。
手書き文書のテキスト化を業務の中で行うことが多い会社もたくさんあるので、Arithmer OCRを採用することで、業務が以前よりも捗るはずです。
Arithmer Botの概要
Arithmer Botは、アリスマー独自の自然言語処理システムを用いたAI Chatbotです。
AI Chatbotは、質問の傾向などから回答を探しだすことができるため、業務マニュアルや社内FAQなどの複雑な質問に対応した回答をすぐにできるようになっています。
問い合わせに対してすぐに的確な回答ができるArithmer Botのおかげで、業務の効率化にもつながるのではないでしょうか。
また、スマートスピーかーでも使うことができるAI Chatbotも開発されているため、より多くの人が使うことのできるサービスになっているのではないかと考えます。
Arithmer DBの概要
Arithmer DBは、AI技術を応用したデーターベースで、様々なデータベースの間にある関係性の中から分析や解析、連携などを自動で行うことを可能にしたものです。
Arithmer DBは、企業間マッチングや人材の配置などに活用されることがあり、求めているものを的確に提案することができます。
さらにアリスマー独自のAI技術によって、自然言語の問い合わせにも対応することができるようになっています。
その技術によって、ビジネスを将来的に発展させるために必要な情報を膨大なデータベースの中から導き出すこともできるでしょう。
Arithmer Diaの概要
Arithmer Diaは、高度なAI技術によって、動画の中の物体や人物の識別、詳細な情報の取得、RGBのゆらぎを解析することができます。
この技術は、車載動画や先進運転支援の発展、製造工程の不良品の検知、現場のオペレーションサポートなど様々な分野で役立てることができるのではないでしょうか。
また、iOSやAndroidのアプリケーションとして活用することができるので、世の中の様々な業界に影響を与えるサービスと言えるでしょう。
必要スキルや採用情報を調査
AIスマートロボットの開発や数理解析ソフトウェアの販売などを行っているアリスマーは、現在求人を出していません。
ここでは、アリスマーの求人から分かる必要なスキルなどについて分析してみることにしました。
以前アリスマーで募集していたプログラマーや通訳・翻訳の求人で求められているスキルはどのようなものがあるのでしょうか。
プログラマー
アリスマーのプログラマーは、AIスマートロボットの開発やスマホアプリの開発などを行います。
今までは、PythonやC++などのプログラム言語に関する知識を持つ方、AIロボットのプログラム開発にチャレンジしたい気持ちを持つ方が採用されていました。
また、AI SmartRobotを活用することでどのように業務を効率化するのか、人の役に立てるAI技術の活用方法はどのようなものがあるかを考えられる人材を求めているようです。
その他にも、アリスマーのビジョンに共感することができる人やロボット開発・プログラミングに携わっていきたい人を求めています。
通訳・翻訳
アリスマーでは、海外取引先への通訳・翻訳業務を行える人材の募集もしていました。
海外拠点との連携や会議の進行、社長や役員のサポートなどを行います。
ビジネスレベルの英語力が求められ、ビジネスレベルの通訳や翻訳の経験が必須の条件となっています。
また、Word・Excel・PowerPointの実務レベルの使用経験も必須です。
さらにアリスマーでは、英語だけではなく韓国語の通訳・翻訳業務を行える人材も募集していました。
英語同様、ビジネスレベルの韓国語と日本語の通訳・翻訳能力が求められます。
求人の内容を見る限り、韓国語もしくは英語だけではなく、両方できる人材であればなお良いということのようです。
通訳・翻訳業務は、取引先との打ち合わせや会食に同行する場合もあるため、柔軟な勤務時間に対応できる人材を必要としています。
まとめ:プログラマーから海外拠点まで
アリスマーでは、開発部門で働くプログラマー、海外拠点との懸け橋になる通訳・翻訳の求人を出すことが多いようです。
どちらも専門的な知識やスキルが必要になるため、アリスマーで働きたいと考えている方は、それぞれの働き方に合ったスキルを身につけておく必要があるでしょう。
タイミングによっては、経理や営業アシスタントなどの求人も出ているため、プログラミングや通訳・翻訳は難しいけど、アリスマーで働きたいという方はそのような求人に応募してみると良いでしょう。
ただし、経理や営業アシスタントなどの求人においても、Word・Excel・PowerPointの実務レベルの使用経験や経理の実務経験は必要になる場合があるので、求人が出たらチェックしてみましょう。
総評
提供している商品が、AIスマートロボットの開発や数理解析ソフトウェアの販売などと専門的なものになるため、商品を使用するのは関連する業者などがほとんどになると思います。
そのため、多くに人が口コミや評判を公にするということがないのでしょう。
採用に関する口コミも見られませんでしたが、過去には専門的な知識を活かすことができる求人がいくつか出ていることがわかりました。
このことから、専門性のある職場で知識や経験を活かしたいと考えている人には最適の職場といえるのではないでしょうか。
しかし、海外との取引も行っているため、柔軟な働き方ができる人材を求めていることも求人情報から知ることができます。
働き方や職種に関して納得できるのであれば、自分らしく働くことができる可能性もあるでしょう。
また、今後さらにAI技術を高度化させるなどの見込みもあるため、やりがいを感じながら働くことができるのではないかと考えられます。
IT関係の技術も日々発展している現在、アリスマーが提供している技術はより多くの場所で使われる可能性を秘めているので、アリスマーならではの取り組みを今後も継続し、さらに成長していくのではないでしょうか。