自販機はいつでも気軽にドリンクを買って飲むことができ、人々の生活と密接している設備です。
最近は飲料品だけではなく、食品や日用品が購入できる自販機も登場しているほか、福利厚生の一環で自販機を導入する企業が増加しています。
そんな自販機の設置から運営まで手掛けている企業の一つがナショナル・ベンディング株式会社であり、藤山雄一郎社長が代表を務めています。
老舗の自販機設置会社を統率する藤山社長はどんな人物なのでしょうか?
今回は藤山雄一郎社長の経歴や携わる自販機オペレーター業について解説するので、代表のことや業界について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
<<当メディアからサイト掲載を打診、ライティングし記事を公開しています>>
Contents
藤山雄一郎社長はどんな人物?経歴やプロフィールをチェック
●生年月日:不明
●出身地:東京都
●最終学歴:ポスト大学(アメリカ・コネチカット州)経営管理学部卒業
●肩書:ナショナル・ベンディング株式会社 代表取締役社長
藤山雄一郎社長は、若くしてナショナル・ベンディング株式会社の現代表を務める人物です。
アメリカのポスト大学の経営管理学部を卒業しており、国際的な経営管理の手法を身につけているようです。
また、藤山社長の父親も経営者であったことから、幼いころから父親の仕事ぶりを見ながら、自身も経営者の道に進んだのだと考えられます。
ナショナル・ベンディングでの活動は、1963年に創業して以来続いている自販機オペレーター業をメインに展開しつつ、2019年夏からネイル事業にも参入しました。
このことから、藤山社長は新事業への参入にも前向きな姿勢が見て取れます。
藤山雄一郎社長が携わる自販機オペレーター業の動向
藤山雄一郎社長がメインで携わっている事業が自販機オペレーター業です。
自販機オペレーター業とはどのような仕事なのか、また業界の動向について調べてみました。
・自販機オペレーター業の仕事内容
自販機オペレーター業とは、自販機の運営管理全般を担う仕事です。
営業によって自販機の設置場所を開拓し、設置後は商材の補充・売上金の回収・空き容器の回収・自販機のメンテナンスまで手掛けます。
自販機の運営管理を行う職種は、ルートセールスマンや自動販売機補充員(ベンダー)などと呼ばれています。
自販機オペレーター業は、飲料メーカー系オペレーターと専業オペレーターの2種類にわけることが可能です。
飲料メーカー系オペレーターは、飲料メーカーの子会社が自社商品の販売を目的に自販機の設置・運用管理を手掛けています。
一方、専業オペレーターは飲料メーカーとは独立してオペレーター業を担っており、様々なメーカーの商品を取り扱えるのが特徴です。
ナショナル・ベンディングは専業オペレーターに該当し、飲料や食品、日用品など顧客の要望に合わせて商材を用意することができます。
・自販機業界の動向
2021年末時点での国内の自販機の普及台数は約270万台です。
自販機を一つの販売チャネルと考えた時、コンビニエンスストア店舗数の約50倍の規模と言われており、日本は自販機大国になります。
自販機には飲料や日用品・雑貨、食品など様々な種類があります。
普及台数のうち8割は飲料用の自販機が占めており、その次に多いのが7.5%の日用品・雑貨用の自販機です。
2000年に大流行した新型コロナウィルスの影響もあって、自販機は台数が減少傾向にありました。
しかし、非対面決済のニーズが高まり、食品の無人販売に注目が集まったことで食品用の自販機の設置が拡大傾向にあるようです。
自販機を福利厚生で設置するケースが増えている
街中や商業施設などあちらこちらで設置される自販機ですが、福利厚生の一環として社内に設置するケースが増えています。
自販機設置のニーズが高まっている理由・メリットについて見ていきましょう。
・飲料や軽食の購入が可能
社内に自販機を設置すれば、社員はいつでも時間を問わず商品を購入できます。
休憩時だけではなく、仕事中も喉が渇くので飲み物は必需品です。
自販機があれば、社員が好みのドリンクをいつでも購入するので、気分のリフレッシュや水分補給がいつでもできます。
また、飲料用だけではなく、軽食やお菓子などが買える自販機を設置することも可能です。
社員はわざわざコンビニエンスストアにまで足を運ぶ手間がなくなり、移動時間の短縮やストレスの軽減につながります。
・災害時の備蓄としても使える
自販機は災害時の備蓄としても活用できることで注目されています。
勤務時間に地震や台風などの自然災害で交通網がストップした場合、社内で一晩過ごしたり、近隣の人々のために避難場所として開放したりすることがあります。
そんな時のために、企業は食品や飲料などの備蓄をしておくことが大切です。
しかし、ストックできる量には限界があり、状況によっては備蓄が足りなくなるというケースもあるでしょう。
飲料や食品を販売している自販機があれば、万が一の時はそれを補充に充てることができます。
・社員はお手頃な価格で商品が買える
福利厚生として設置される自販機は、街中にある自販機よりも割引価格で商品を購入できます。
数十円~数百円の違いですが、コンビニエンスストアや社外の自販機を何度も利用した場合と比べて結構な金額の節約が可能です。
自販機の商品の販売価格は、商品原価・業者の利益、設置する企業の利益の3つで成り立っています。
維持費を考慮しつつ、社員が買ってくれそうな販売価格を設定できれば、頻繁に利用してもらえるでしょう。
・企業としての魅力がアップする
便利な設備が社内にあることは企業にとって求職者への良いアピールになります。
飲食関連の福利厚生は社員の満足度を高めやすく、モチベーションや生産性の向上にもつながる可能性が高いです。
社員の要望を聞き、自販機で販売する商品の選定と定期的な入れ替えを行うことで、社員はより満足してくれるでしょう。
社会貢献につながる寄付型自販機とは?
藤山雄一郎社長が経営するナショナル・ベンディングでは、紙カップ式やペットボトル・缶式、コンビニ型と様々な自販機のオペレーター業に対応しています。
取り扱っている自販機の種類に、寄付型自販機があります。
寄付型自販機は社会貢献につながる自販機として、SDGs ・ESG活動に力を入れる法人におすすめです。
・寄付型自販機とは
寄付型自販機は、売上の一部を希望の団体に寄付できる自販機です。
一般的な寄付は、自ら団体に振り込まなければなりません。
しかし、寄付型自販機は自販機設置会社が行うため、振り込みの手間はかかりません。
商品の補充や空き容器の回収もすべて対応してくれるので、自販機で飲み物を買うだけで誰でも気軽に社会貢献ができます。
・ラッピングによっておしゃれな自販機を設置できる
寄付型自販機では、好みのデザインに自販機をラッピングすることが可能です。
おしゃれなラッピングが施された自販機は目立ち、集客効果にも期待できるでしょう。
ナショナル・ベンディングの場合、株式会社クロス・カンパニーがプロデュースするアート作品を自販機のラッピングに採用しています。
具体的には知的障害や発達障害を抱える方が書いたアート作品がプロのデザイナーの手によって、自販機のラッピング用にデザインされています。
ナショナル・ベンディングを通じて寄付型自販機を設置すれば、障害者の方々の社会参画に貢献できます。
ラッピングのデザインも幅広く、好みや設置する場所などに合わせて選ぶことが可能です。
まとめ
今回は、ナショナル・ベンディングの代表を務める藤山雄一郎社長の経歴や、自販機オペレーター業の動向などについてご紹介しました。
藤山雄一郎社長は大学時代から経営について学んでおり、若くして老舗の自販機設置会社の代表として手腕を発揮している人物です。
自販機業界での実績は豊富なことから、ナショナル・ベンディングは今後もさらなる成長が期待できるでしょう。
また、取り扱っている自販機の種類は多様で、社会貢献できる寄付型自販機の設置も可能です。
自販機の設置を検討しているのであれば、一度相談してみてはいかがでしょうか。