環境負荷の少ない不動産再生ビジネスを展開するシーズクリエイトは、不動産業界の中でもホワイトでかつ先進的な会社というイメージがあります。
シーズクリエイトは地球環境にも人にも、そして未来にも優しい都市空間を創造することを企業理念に掲げておりますが、同社の中古マンションリノベーション事業は、社会のニーズに上手く応える形で成功を収めているように感じます。
今回は、そんなシーズクリエイトの特徴や強みをチェックしながら、中古マンション購入前に知っておくべきポイントや、リノベーションマンションの事例などをご紹介していきます。
会社概要と特徴
環境に優しい不動産ビジネスを展開するシーズクリエイトについて深く知るために、まずは会社概要や主な事業内容、特徴を確認していきましょう。
会社概要
シーズクリエイト株式会社は本社を東京都渋谷区に構える会社で、平成11年に設立されました。
資本金は5,000万円で、2018年時点の従業員数は35名となっています。
「人に地球に未来にやさしい都市空間を創造する」を企業理念に掲げており、環境負荷の少ない不動産事業・リノベーション事業を展開しています。
シーズクリエイトの主な事業と特徴
シーズクリエイトの特徴は、都心を中心とした物件をメインにリノベーションを行っている点にあります。
リノベーション事業では、様々な角度から厳しい検査を行い、将来にわたり安心して暮らせる住まいを提供しています。
また一棟賃貸RCマンション事業では、資産運用型マンションの自社ブランド「シーズリンクスシリーズ」を展開しており、収益性に優れた物件が高く評価されています。
土地の仕入れからマンション開発、売却までシーズクリエイトが手掛け、高い品質の商品を提供している点が特徴的です。
そして賃貸需要の高い土地を厳選した上でマーケティング調査を綿密に行い、ニーズに合った商品を開発しています。
中古マンションの購入前に知っておきたい7つのポイント
シーズクリエイトではホームエージェントクラブと呼ばれるサービスを展開しておりますが、中古マンションの購入に関するノウハウが豊富にあるそうです。
中古マンションの購入は知識や経験がないと難しいもので、購入してから「こんなはずではなかった」と後悔してしまうケースも少なくありません。
そこで、投資物件やリノベーション物件など、様々な中古マンションの購入前に知っておきたい7つのポイントをご紹介しましょう。
① 耐震は大丈夫か?
地震大国である日本では、大きな地震災害が発生するたびに建築基準法の耐震基準が見直されています。
特に、1981年以前では震度5程度の強度を満たしているかが耐震基準でしたが、1981年以降は震度7程度でも崩壊しないかが耐震の基準です。そのため、1981年以前に建てられたものなのか、1981年以後に建てられたものなのかは購入前に確認しておきたいポイントです。
現在、分譲マンションで採用されている構造は鉄筋コンクリート造か鉄骨鉄筋コンクリート造であることがほとんどで、基本的には地震に強い造りとなっています。
阪神淡路大震災でも、これら分譲マンションの倒壊率はゼロでした。
② 保証や保険は?
中古マンションを購入した後で、設備の不良や水漏れなどのトラブルが発生した場合に困らないよう、検査や保証、保険の内容についてはしっかり確認しましょう。
中古マンションのリノベーションの場合には、あらかじめ住宅診断を実施し、その結果をもとに事前補修やアフター保証が提供されます。また、中古住宅用の瑕疵保険もあります。
経験豊富な専門家がしっかりと住宅診断を行っているか、中古マンションを購入する前にチェックしておくと安心です。
③ 価格が下がりにくいマンションとは?
せっかく購入した中古マンションも条件によっては15年後に半値になってしまうケースがあります。
資産価値の下がりにくい中古マンションは、都心の駅近物件で、再開発されるエリアの物件です。
同じマンションなら、上層階や角部屋、バルコニー付きなどは人気があり、価格は下がりにくくなります。
④ 高級マンションか標準マンションか?
投資物件として中古マンションを購入する場合には、ブランド価値があるかどうかを見極めることが大切です。
設備や仕様のグレードが高い高級マンションは付加価値が高く、資産価値が下がりにくいので投資物件に適しています。
高級マンションかどうかを見極めるポイントは、エントランスがホテルのようにオシャレか、外観はデザイナーが手掛けたような高級感があるか、ラウンジやゲストルームなどの共用施設が充実しているか、フィットネスジムなどの設備があるか、24時間有人の管理体制か、フロントでのコンシェルジュサービスがあるかどうか等です。
また、高級マンションは住戸内の床や壁に大理石を使用したり、キッチンが御影石トップなどの豪華な仕様だったり、ビルトイン洗濯乾燥機や天井セットエアコンなどの設備が充実していたりします。
⑤ 購入の諸経費とコーディネート費用は?
中古マンションを購入する際には諸経費が必要となります。
主な諸経費としては、仲介手数料・住宅ローン手数料・税金・火災保険料などがあり、物件価格の他に必要な費用が発生することは予め認識しておきましょう。
目安として物件価格の5~8%程度の諸経費がかかるようです。
諸経費を安く抑えたい場合は、売り主から直接購入することです。こうすることで、仲介手数料が不要となるのでおすすめです。
諸経費のうち、仲介手数料とは売り主と買い主を仲介する不動産業者が受け取る手数料で、物件価格の3%+6万円が上限となり、5,000万円の物件を購入するケースでは最大156万円かかる計算となります。
また、その他にもコーディネート費用がかかってきます。コーディネート費用とは、希望のデザインやプランを相談して工事の図面を作るための費用です。
条件により異なるものの、コーディネート費用は30万円程度が目安となります。
⑥ 新築かリノベーションか?
マンションを購入する場合には、新築かリノベーションかで迷う人も多いものです。
新築マンションには魅力が多いものの、人気エリアは確保しにくく、土地代や建築費が高騰しているため、その分価格も高めに設定されております。
また、住環境や管理状況などはモデルルームでは分からず、購入住宅とモデルルームでギャップが生じる可能性もあります。
対して、中古マンションをリノベーションする場合には、人気エリアという立地で中古相場のリーズナブルな価格での購入が可能となるだけでなく、間取りや施設も好みの物を選べるというメリットがあります。
そして、気になる管理状況や住環境も実際に目で確認してから購入できる点で安心です。
もし同じ立地でマンションを探すなら、中古マンションを安く購入し、浮いた予算で自分好みのリノベーションをすることが可能です。
また、もし同じ予算でマンションを探すなら、リノベーション中古を選んだ方が立地や広さの選択肢も広がるでしょう。
同予算で東南の角部屋や上層階など人気の住戸にグレードアップすることも可能なのではないでしょうか。
特徴まとめ
項目 | 新築 | リノベーション中古 |
立地 | 人気エリアは確保しづらい | 人気エリアにも物件が既にある |
価格 | 土地、建築費が高く価格も高い | 中古相場価格 |
間取り・仕様 | 一般的な設計 | フローリング、クロス、間取りが選べる |
その他 | モデルルームとのギャップ | 管理状況を確認して購入 |
⑦ リフォーム費用は?
中古マンションをリフォームする場合は費用が気になるものです。
室内の内装や壁を撤去した状態からリフォームを行った場合、100㎡のリフォーム費用(給配水管は既存のまま)で目安は大体1,200万円となります。
シーズクリエイトのリノベーション事業
ここからはシーズクリエイトのリノベーション事業の概要や想定される顧客層、強みなどをご紹介していきます。
シーズクリエイトのリノベーションについて
シーズクリエイトは創業から10年目となる2009年に買取再販事業を開始し、リノベーション事業に注力してきました。
そして今やリノベーション事業はシーズクリエイトの大きな柱になっており、企業価値を高めています。
リノベーションは新築よりも安い価格で住宅を購入することができ、CO2排出量や廃棄物の発生率が低いため、注目されています。
シーズクリエイトの「人に地球に未来にやさしい都市空間を創造する」という企業理念が全て詰め込まれているリノベーション事業は、業界内でも特に環境負担が少ない企業を目指しています。
自然環境の保全に役立つことを企業の存続理由に掲げているからこそ、シーズクリエイトのリノベーションには他企業とは異なる魅力が生まれるのでしょうね。
どんな顧客層なのか?
一般的にリノベーションは若年層に比べ、高年齢層からの人気が多いです。
また、共働きしている夫婦や永住権取得者、日本法人勤務の外国人、早期リタイアされた人も顧客としてよく見られる傾向にあります。
シーズクリエイトのリノベーションには2つの種類があります。
シーズクリエイトが買い取った中古住宅をリノベーションした後、顧客に提供する方法と、買い取った中古住宅をそのまま売りに出し、顧客に購入してもらったところでリノベーションを手掛ける方法です。
前者は購入時、既に新築と同じようになっているため、早く綺麗な住まいを手にしたい人におすすめです。
後者は自分好みのリノベーション工事を行うことができるので、中古住宅であっても自分の希望を叶えられる住まいになるでしょう。
この2つのリノベーション方法があるからこそ、シーズクリエイトは魅了を持った企業として注目され、多くの人に選ばれているのかもしれません。
シーズクリエイトの強みとは?
リノベーション事業を中心に展開するシーズクリエイトは、多くの強みを持っています。
・東京を主軸にしている
シーズクリエイトは首都圏を中心にサービスを行っています。
部屋数を非常に多く持つ首都圏だからこそ、業績をうなぎ昇りさせてきたのでしょう。
・他社より単価が高い
シーズクリエイトは他社よりも単価が約2倍ほどある住宅を販売しています。
おそらく富裕層をターゲットにしているのではないかと考えられます。
単価が高い分、他社よりもサービスやサポートを充実させ、顧客満足度を高めているのでしょう。
・多くの検査と保証
シーズクリエイトのアフターサービスには4回の検査と3つの保証が付いております。
アフターサービスを充実させることで、安心して長く住める住宅を提供できるのでしょう。
・仕入れからアフターメンテナンスまでを一貫
顧客の要望に沿った住宅を探すところから、入居後のサービスまでをシーズクリエイトで全て行えるため、無駄な費用がかからず、手続きも煩わしくない点がシーズクリエイトの強みの1つと言えるでしょう。
このように多くの強みを持ち合わせているシーズクリエイトは、首都圏で瞬く間に知名度を上げていきました。そして今後も多くの人から支持を集めていくでしょう。
リノベーションマンションの事例紹介
ここまでシーズクリエイトの事業や強みについて説明してきましたが、力を入れているリノベーション事業で実際に建てられたマンションについて詳しく知りたいと思う方も多いでしょう。
そこで、シーズクリエイトが行ってきたリノベーションマンションの事例をいくつかご紹介していきます。
サンクタス本郷元町
サンクタス本郷元町は、2019年8月に2LDKフルリノベーションが行われたマンションの全13階中8階部分にあたります。
室内の窓は非常に多く、南西向きであることを利用し、たくさんの光が差し込んでくる住まいになっています。
フローリングやクロスの張り替えはもちろん、トイレやユニットバスの交換、キッチン周りも新しくし、食洗機や浄水器も備わっているため非常に快適な空間ではないでしょうか。
新百合ヶ丘パークハウス参番街
小田急線の主要駅である新百合ヶ丘駅から徒歩6分で到着できる物件です。2000年3月に建てられた物件で、最上階に当たる10階の部屋がフルリフォームされています。
フルリフォームによってまるで新築のように綺麗です。また、木の温もりを生かしたナチュラル素材を多く使用し、北欧スタイルに仕上がっています。
高輪ザ・レジデンス
高輪ザ・レジデンスは2005年に建てられたタワーマンションです。
シーズクリエイトが手掛けた部屋は、46階と47階にあるメゾネットタイプの部屋で、145㎡の贅沢な2LDKの中は全てリノベーション済みとなっています。
照明を多く取り入れたことで調光を行いながら夜間でも明るく、おしゃれな雰囲気を壊すことなく生活できそうです。使われた素材は高級感を持っており、タワーマンション最上階にふさわしい仕上がりです。
メゾンブロンシュ本駒込
教育意識の高い文京区に建てられているメゾンブロンシュ本駒込。
93.57㎡の大型間取りでファミリーに人気の物件のようです。
1987年と古い建物ですが、リノベーションを行うことにより全く古さを感じさせない仕上がりです。
また、新耐震基準を満たしており、安全で快適な住宅へと変化を遂げています。床にはフローリングだけではなく白石も採用し、ワンランク上の上質な空間に仕上がっているのではないでしょうか。
ファミールアクアージュ
2001年に建てられたファミールアクアージュです。
2018年にリノベーションが行われ、付加価値を高めたマンションです。
給湯器は既存利用でありながらも床暖房を採用し、住み心地の良さを高めています。
また、仕様変更できる物件として販売されており、新しい形のリノベーションマンションとして注目されているのではないでしょうか。
このようにシーズクリエイトは様々なリノベーションを行い、顧客一人ひとりの理想を叶えるマンションを手掛けてきました。
たくさんのリフォーム施工会社と契約しているシーズクリエイトだからこそできる、細かいこだわりが多くの人を満足させているように感じます。
まとめ
シーズクリエイトは不動産事業に取り組んでいる企業です。
事業は他社よりも一歩先に進んでおり、先進的な会社として歩んできました。
そんなシーズクリエイトが最も力を入れてきた事業はリノベーション事業です。
年々施工実績を増やしており、注目を集める快適なリノベーションを数多く手掛けてきました。
どのリノベーションも古さを感じさせず、新築時または新築以上の価値で住まいを提供しているように感じます。
これからもシーズクリエイトは「人に地球に未来にやさしい都市空間を創造する」をモットーに、素晴らしい事業を届けてくれることでしょう。