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カオスな「ブラック企業」、神様「ホワイト企業」、対応の違いを検証した結果

働き方改革が始まり、時代も平成から令和へ変わりましたが、まだまだブラックと疑われる企業は少なくありません。そこで、ブラック企業とホワイト企業の対応の違いを見ていきましょう。

 

ブラック企業の特徴とは?

まずは、ブラック企業とはどんな企業なのか解説していきます。簡単に言えば「労働環境が悪い企業」でしょう。会社の利益のためだけに従業員に負担を押し付けていることが多く、労働者の多くが不満を持っています。

残業が多い

働き方改革によって原則月45時間、年間360時間を超える残業はできなくなりましたが、まだまだサービス残業という形で残業をしている企業は多いのではないでしょうか?特別な事情がある際には年720時間以内、月100時間未満と定められていますが、ブラック企業の場合はそれを超える残業を強いられる場合もあります。しかも、残業をする理由が「自分の仕事が遅いから」として、仕事を増やした経緯がありながらも何かしらの理由をつけて残業させようとするのです。また、残業せずに定時で帰ろうとする従業員に向けて嫌味を言う上司もいるようです。

パワハラ・モラハラが蔓延している

近年、ハラスメント行為が社会から注目されていますが、未だにパワハラやモラハラを繰り返す企業もあります。悪いことをしていないにも関わらず、ほかの社員の前で怒鳴ったり、自分の失敗を部下に押し付ける上司もいます。精神的に追い詰められる人も多く、うつ病を発症してしまうなど健康被害に遭っている人もいるでしょう。

休みが少ない

企業の平均的な休日日数は年に約120日ほどです。しかし、ブラック企業であれば月に100日であったり月に80日の企業もあります。仕事をする前は、年に120日以上休日があると求人票で謳っていても、実際に働いてみると年に100日も休めなかったと不満を漏らす会社員も中にはいます。休みがないと家族と過ごす時間も少なくなり、家庭環境に問題が出る可能性もあります。疲れも溜まり体調を崩してしまう人もいるでしょう。モチベーションの維持もできないため、転職を考える人もいるはずです。

以上のことがブラック企業でも多い事例なのではないでしょうか?このほかにも、スキルアップのための支援制度がなかったり、社員の声が届かない企業などはブラックであると言えます。

 

ホワイト企業の実際の制度を見てみよう

「残業が多い」、「休みがない」は多くのブラック企業で実際に起こっていることですが、ホワイト企業では働いている従業員のことを考えた優しい制度があります。

 

CRAZY:睡眠報酬制度

ウエディングプロデュースを行っている株式会社CRAZYでは、日本で初めて睡眠報酬制度を設けました。睡眠不足や不眠症が問題視されている現代でエアウィーヴ社と共同で新しい制度を打ち出したのです。睡眠報酬制度とは、1週間の中で6時間以上の睡眠を5日間以上した従業員に報酬を渡す制度で「airweave sleep analysis」というアプリケーションをダウンロードしたiPhoneをベッドサイドに設置することで計測できます。

5日連続で6時間以上の睡眠をしたら500ポイントが付与され、6日間で600ポイント、7日間で1000ポイント獲得できます。そして、1ヶ月毎日計測したら皆勤賞として1000ポイントを貰える仕組みとなっています。皆勤賞は6時間以上眠らなくても計測しただけでもらえるので、従業員としては嬉しい制度でしょう。貯まったポイントは、CRAZYのダイニングやカフェで自然食のお菓子やコーヒーなどと交換することができ、いずれは給料として支払われる予定です。

 

サニーサイドアップ:恋愛休暇

PR事業を中心に行っている株式会社サニーサイドアップでは、ユニークな休暇制度を設けています。それは恋愛休暇でいくつかの制度があるのです。

恋愛勝負休暇

独身社員の恋愛を応援する制度で、告白したい時やデートの準備、プロポーズの準備をしたいときに取得が可能です。先輩社員にはアドバイスを求めることもでき、社員同士のコミュニケーションの一環にもなるでしょう。

失恋休暇

「会社に出られないほどの失恋は人生の中でも大切な経験」という考えから、失恋をしたら会社を休んでも良いという制度です。

結婚記念日休暇

その名の通り結婚記念日に利用できる休暇制度です。「仕事に集中できる理由は支えてくれる大切な相手がいるから」として、大事な人を幸せにするための制度です。

離婚休暇

離婚した場合に取得できる休暇で、離婚に伴う事務手続きを行うために1日だけ取得できます。このほかにも、サニーサイドアップでは充実した福利厚生があることが特徴で、書籍代を補助する「サニー文庫」制度や健康診断で総合「A」判定を獲得した社員のための「目指せ!A身体」制度、3月8日の国際女性デーに贅沢な時間をプレゼントする「プレミアムウーマンデー」制度など、全部で32個もの制度があります。

 

オウケイウェイヴ:営業休

日本でも最大級のQ&Aサイト「OKWAVE」を運営している株式会社オウケイウェイヴでは、「営業休」を導入しています。夫婦共働きや子育てと仕事の両立、介護離職や休み明けの出勤日の生産性の低さからなるブルーマンデー症候群などの問題を解決するため、「月曜の午前中を休み」にする制度となっています。

出社しなくても給料はそのままとなっており、業務上の問い合わせや対応についてはシフト化によって対応するとして、導入することで従業員に不利益は生じないと言います。月曜の朝は憂鬱な気分になる人も多いと思うので、ゆっくりと準備ができる点は嬉しいでしょう。

 

ブラックとホワイトの違い

ブラック企業とホワイト企業の違いを考えてみると、「従業員のことをいかに考えているか」が大きいのではないかと思います。ブラック企業では、企業の発展のための道具として使っていることが多く、売上をアップさせるために休まず働くよう指示している企業もあります。

しかし、ホワイト企業は従業員のことを想い働きやすい環境を整えています。従業員がいるからこそ日々会社が成長していると感じ、従業員のモチベーションを維持することが重要であると考えています。そのためにも、上記のように福利厚生が充実しているのです。

株式会社CRAZYでは、海外研修や国内研修な勉強の場が整っていることがもちろんのこと、社内託児サービスやランチ支給、子連れ出勤制度などもあります。グレートジャーニー制度と呼ばれる長期休暇制度もあり、長期休暇を取ったとしてもほかの社員からは嫌がられることなく送りだしてくれる点も魅力のひとつなのでしょう。

株式会社オウケイウェイヴでも、お誕生日祝品支給や社内パーティの開催、フリードリンクやフリーフード、世界のビール飲み放題などの面白い待遇や福利厚生があることで、働きやすい環境を整えています。福利厚生を充実させれば、従業員がさらに働きやすくなり仕事への情熱もアップすることにつながるのでしょう。

ブラック企業とホワイト企業では対応の違いがあることは一目瞭然です。ブラック企業では休むことや定時で帰ることはほかの社員からの目もあり難しいこともあるでしょう。しかし、ホワイト企業では残業をしないだけではなく、休む制度を豊富に採用しています。

もし、ブラック企業であることをやめたい企業があれば、従業員のこと、その家族のことを第一に考えて、福利厚生を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか?その際にはホワイト企業で導入している制度を参考に、働き方改革を推進していきましょう。

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