※本記事は取材を申し込み、取材費をいただいた上で記事を執筆しています。
※2023年12月1日に会社情報を更新しました。
アウトソーシングテクノロジーは、エンジニアの人材派遣を行っている会社です。
高いスキルや知識を持っている人にとって、今ある技術を活かすことのできる転職は非常に魅力的でしょう。
そこで今回は、アウトソーシングテクノロジーの年収や評判について調べてみました。
実際に働いている方の口コミも取り上げているので、アウトソーシングテクノロジーに転職しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
アウトソーシングテクノロジーとは?
アウトソーシングテクノロジーは、主に技術職の派遣を行っている企業です。
東京都千代田区にある本社をはじめ、全国各地に50以上の営業所や支店、開発センターを構えています。
2004年に設立し、代表取締役社長を務めるのは笠井 嘉明氏です。
アウトソーシングテクノロジーでは、コーポレートミッションとして、「この世界にある、あらゆる“はたらく”を革新する企業に」を掲げ、人材派遣のイメージを変え、プロフェッショナルな仕事にすることを目標にしています。
また、働く人が満足して働ける環境を生み出したいとの考えから、様々な角度から従業員満足度を上げる取り組みを行っている企業でもあります。
アウトソーシングテクノロジーの会社概要や事業内容を詳しく解説!
続いては、アウトソーシングテクノロジーの会社概要や事業内容について、より詳しく解説していきます。
【会社概要】
社名:株式会社アウトソーシングテクノロジー
代表:代表取締役社長 笠井 嘉明
設立:2004年12月
所在地:東京都千代田区丸の内1-8-3 丸の内トラストタワー本館16・17階
【事業内容】
・ITや機械、電子や電気、ソフトウェアの技術者派遣及び開発請負
・専門職の職業紹介業務
・企業向けネットワークやコンピュータなど情報通信システム関連のハードウェア、ソフトウェアサービスなど
国内技術系アウトソーシング事業を展開するアウトソーシングテクノロジーでは、次世代自動車やデジタル家電、医療機器の研究開発、生産、技術開発をはじめ、電子部品や完成品の受託生産、情報通信システム関連サービスの輸出入から販売、設計、構築、保守、その他技術サービスの提供など、幅広い事業を行っています。
【アウトソーシングテクノロジーの特徴】
アウトソーシングテクノロジーの人材派遣にはどのような特徴があるのか、詳しくみていきましょう。
圧倒的な在籍エンジニア数
エンジニアの人材派遣を行っているアウトソーシングテクノロジーには、2022年12月時点で24,713名ものエンジニアが在籍しています。
取引先の増加とエンジニア市場の拡大により、在籍エンジニア数は年々増加しております。
在籍するエンジニアは、企業や各分野の課題に対応するべく、様々なプロジェクトに関わっています。
スキルアップできる環境を用意
グループ企業のKENスクールでより実用的な研修カリキュラムを受けられます。
そのため、未経験や新卒社員でも実践に役立つカリキュラムを学ぶことで、効率良くスキルアップを目指すことも可能です。
挑戦できる分野が幅広い
大手企業をはじめ、官公庁や公的研究機関への人材派遣を行っています。
ITや電子、機械産業だけでなく、医療や建設など様々な分野への派遣も行っているので、1つの分野で専門性を追求したい人はもちろん、異なる分野に新たに挑戦したいという夢を叶えることも可能です。
また、取引先には大手企業や官公庁、公的研究機関などもあるので、有名企業で働きたいという方にもおすすめです。
アウトソーシングテクノロジーの年収は?
働く上で気になるのは、何と言っても年収でしょう。
ここでは、アウトソーシングテクノロジーの年収についてご紹介します。
一般的な派遣の年収も取り上げているので、ぜひ参考にしてください。
【新卒社員】
新卒社員の初任給は、以下のとおりです。
総合職:21.5万円~(一律調整手当1万円を含む)
事務サポート職:大卒以上18万円~、短大・専門卒17.5万円~
技術職・デザイン職:18.5万円~22.5万円以上(学歴により異なる)
さらに、残業手当や通勤手当、住宅手当といった各種手当に加えて、賞与も年2回出るとのことなので、新卒社員としては比較的安定した年収をもらえるのではないかと推測されます。
【技術系派遣(設計業務)】
大手自動車メーカー内での製品設計業務への派遣では、自動車部品や機械設計の経験者、仕入れ先メーカーとの設計経験者など、必須要件があります。
基本給:25万円~40万円(年齢や経験、能力を考慮した上で決定)
基本給だけで計算した場合、年収は300万円~480万円です。
加えて、アウトソーシングテクノロジーでは年2回賞与が出ます。
さらに、時間外手当は全額支給のほか、家族手当や住宅手当など各種手当も充実しています。
技術社員の平均年収は約370万円です。
専門性の高い職種ほど給与が高い傾向にあるのは一般的な派遣でも同じです。
しかし、アウトソーシングテクノロジーの方が、各種手当や賞与など雇用条件の待遇も良いでしょう。
さらに、社会保険も完備しているほか、福利厚生や休日制度も充実しています。
同じ技術を活かせるなら、アウトソーシングテクノロジーの方がより良い条件で働けるでしょう。
アウトソーシングテクノロジーはやばい?実際の評判は?
いくら給与や待遇が良いとはいえ、気になるのは実際の評判です。
そこで、ここではアウトソーシングテクノロジーで実際に働いている・働いていた方の口コミをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
プライベートとのバランスは挑戦しやすい会社です。 有休がとりやすく嫌がられることもないです。急な体調不良でも、業務よりも治すことを優先してくれるので上司や周囲のメンバーから早退をすすめられます。 部署によりますが、会社全体での平均残業時間も少ないので、定時で帰れることが多いです。 部署によっては休日出勤がありますが、その分の代休はきちんと取らされます。(本人の意思で代休ではなく、休日働いた分丸ごと残業代にかえられます。)
引用元:https://www.vorkers.com/one_answer.php?vid=a0A1000002CxEDF&qco=6
派遣先によっては働き方が異なる部分もあるでしょう。
しかし、口コミを調べてみると、残業が少ない、休みはしっかり取れるなど、働きやすくプライベートとの両立が取りやすい派遣先が多いようです。
賞与は年間2ヶ月です。 昇格は派遣なのでチャージアップによるものが大きいと感じました。 残業は全額支給、家賃補助も上限3万なのでかなり良いのではないのでしょうか? 通勤手当、その他経費ももちろん出ます。 エンジニアは営業とコミュニケーションをしながら、いかに自分のチャージを上げていけるか戦略を立てていくかが給与アップには大きく影響すると思います。 ただ営業一人当たりの担当人数も多いので、自分から相談していかないとダラダラと同じ派遣先に居続ける事になります。 経験を積みたい、転職の為にスキルを磨きたい、と考えている方は問題ないと思いますが、もしこの会社で給与を上げたい、と考えているのであれば、自分から積極的に行動するべきと感じました。
引用元:https://en-hyouban.com/company/10105500843/kuchikomi/8605734/
アウトソーシングテクノロジーでは、希望をすれば違う職場への異動もできるようです。
もし働いてみて合わないと感じたら、職場を変えることができるのも派遣ならではのメリットでしょう。
また、賞与や各種手当もしっかり出るとのことなので、求人通りの給与が受け取れると考えて良いのではないでしょうか。
キャリアを積めるかどうかは自分次第だと思います。比較的短期間で配属先を変更する方もいれば、長期間同じ職場で働いている方もいるので自分に合わないと感じ職種であれば、すぐ異動することができます。多くの方は資格を取得するのが一般的だと思います。また特定の資格に関しては、会社主催の講座による支援活動があります。
引用元:https://en-hyouban.com/company/10105500843/kuchikomi/8918668/
資格取得に関する支援制度が充実しているのもアウトソーシングテクノロジーならではの魅力でしょう。
学ぶ環境が整っているので、働きながらスキルアップを目指すことが可能です。
また、短期間で配属先を変えることもできる一方で、長期間同じ職場で働くこともできるようです。
職場に女性社員もいましたが、それぞれ育休など、取得しているかたもいて、女性も働きやすい環境だと感じています。
引用元:https://www.openwork.jp/one_answer.php?vid=a0AIh000001Vcwh&qco=5
産休や育休など、女性社員も働きやすい環境が整っている点は大きな魅力だと思います。
アウトソーシングテクノロジーは「家庭もキャリアも諦めなくていい組織」を目指し、女性が活躍でき、安心して働けるよう、多くの取り組みや制度を整えています。
なお、男性の育休取得も積極的に推奨しています。
給与制度:給与はグレードがあり、1から6までステージがきまっており、累積ポイントと資格で決まります。資格を取れば取るほど給与アップに繋がります。やる気次第で変わる、制度を設けています。評価制度:持っている資格と在籍年数で決まります。とにかく資格を取ることが昇格の決め手です。
引用元:https://en-hyouban.com/company/10105500843/kuchikomi/11248914/
アウトソーシングテクノロジーには「バリューアップ・アカデミー」と呼ばれる枠組みがあります。
経験したプロジェクト、研修の修了や資格の取得によって単位が与えられ、その合計によってグレードが上がり、月給や賞与が上がる仕組みのようです。
評価基準が明確であり、頑張りが目に見えて評価されるシステムになっています。
年齢や性別に左右されることなく評価されることは、魅力的なポイントではないでしょうか。
また、研修の種類が豊富に存在することも大きな強みです。
平日夕方、休日、オンライン研修など社員の都合に合わせて学ぶことができ、それぞれの学習ニーズに即していることに魅力を感じる人も多いでしょう。
勤務時間・休日休暇:最初のコールセンターはシフト制で繁忙期は残業もありましたが残業する日を動かしたり休む日を移動したり融通がきいていたとおもいます。ただ、いつもと別の方々と仕事をすることになるので難しい面もありました。2社目は残業はほとんどといっていいほどなく就業時間も7時間半です。多様な働き方支援:今の派遣先はリモートワーク可能で週に1度リモートワークを実施しています。台風が予定されている日にリモートワークをするよう指示があったりして嬉しいです。
引用元:https://en-hyouban.com/company/10105500843/kuchikomi/11572950/
休日や残業に関して融通がきく職場が多く、リモートワークを実施されているとの口コミも多く目にしました。
派遣先にもよると思われますが、担当営業やキャリアコンサルタントの方といつでも相談ができるので、派遣前に確認できると思われます。
休日・残業に関して、ある程度自分の希望に沿った選択ができることは、嬉しいポイントであると思いました。
【良い点】 配属先をまとめるチームリーダーはメンバーへの面倒見も良く業務や業務以外のことでも相談しやすく評価もちゃんとしてくれる。
チームリーダーと相談しやすく、適切な評価をしてくれるという口コミが多く見受けられました。
案件の都合上、チームで仕事にあたるため、チームリーダーとのコミュニケーションが重要になることは想像に難くありません。
相談・評価がきちんとおこなわれている環境であると分かれば、とても安心できますね。
また、チームリーダーは女性の方でした、との口コミも多く見られました。
性別に関わらず、リーダーとして活躍ができることも良い点であると感じました。
【良い点】 配属先の業務によって給与が決まるわけではないので、業務量が足りていなかったり難易度の低いところでも安定してもらえるところ。中途採用であれば面接時にしっかりと給与の交渉をしたほうがいい、スキルによっては多少上がった。
現場によって業務量に差が出てしまうのは避けられない事だと思うのですが、それにより給与が減額されるといったことは無いようです。
働きはじめの頃はスキルが身についておらず、任せて貰える業務もまだ少ないことが想像されますので、給与への影響を気にされてしまう方も多いと思われます。
減額などは無いようなので、生活面で不安を感じることは少なそうです。
その分、スキルアップや資格取得に注力することができ、給与面の待遇アップに繋げることが出来るかと思います。
【良い点】 配属先によって異なるが、基本的には休みが取りやすい 残業のあるなしで給与が違ってくるので、残業がある配属先だと給与が上がる 色々なところに出資しており、これからますます事業を広げて、名前を聞くことが多くなると思う 賞与は出ていると思う 社内の評価制度も説明はあり、自分のスキルを磨くことができるようになっている
「残業がないかどうか」についてもそうですが、逆に「残業ができるかどうか」が気になる方もいるのではないでしょうか。
口コミを見る限り、配属先によっては残業は可能であり、もちろん残業代も支給される様子です。
残業のあり・なしについては、配属前に担当営業の方に質問されるのが良いでしょう。
「生活を安定させたいので、ある程度は残業したい」という方の希望にも対応できると見受けられました。
だんだん女性比率が上がってきており、目立つようになってきました。技術の世界では男女は関係ありません。産休や育休制度も充実しており、辞めることなく仕事を続けるママさんが増えています。
引用元:https://www.openwork.jp/one_answer.php?vid=a0A1000001k6pFM&qco=5
年齢に関わらず成果で昇進できるのは素晴らしいですね!
最近は能力重視の雰囲気が強くなってきていますし、実績が評価されるとやる気も上がりますよね。
新しい人事考課制度も公平な評価を目指しているみたいで、みんなが頑張りやすい環境が整っているのは良いことだと思います。
働きがい:挑戦できる風土
成長・キャリア開発:チャレンジさせていただけるので、常に自分で考える癖が身に付きました。ルーチン的な業務では得がたい経験だと感じております。
引用元:https://www.openwork.jp/one_answer.php?vid=a0A1000002CxEDF&qco=4
キャリア開発に関する口コミです。
「挑戦できる風土」がしっかりしているので、社員が自分の意見やアイデアを出しやすい環境が整っているそう。
このような風土は、短期的にはもちろん、長期的にも個人やチーム全体の成長にプラスの影響を与えると思います。
アウトソーシングテクノロジーの評判について調べてみると、「低賃金」「責任ある仕事が任されない」といった世間が持つ一般的な派遣のイメージとはかけ離れているように感じました。
もちろん、派遣先によってはネガティブな印象を受けることもあるかもしれません。
しかし、合わないと感じた時は異動を申し出てみると良いでしょう。
自分の都合に合わせて働けるのは、アウトソーシングテクノロジーの強みです。
未経験でも安心!アウトソーシングテクノロジーの研修とは?
アウトソーシングテクノロジーは、未経験の方も歓迎しています。毎年1,000名以上のエンジニアを輩出する企業で、その実績は折り紙付きです。
アウトソーシングテクノロジーは幅広い業界と取引があることから、多彩なジャンル、スキルレベルに応じた研修プログラムを準備しています。
未経験の方、すでに高い技術を持ったエンジニアの方など、さまざまなレベルに合わせて技術を向上させていくプログラムがあります。
600講座を超える独自の研修が、一人ひとりのスキルアップを後押しします。
さらに、機械や半導体に特化した研修施設で学ぶことも可能です。
座学では触れることのできない実機や部品を手にとって学び、開発・設計・生産の現場に近い環境で教育を受けることができます。
大学校は以下の2種類があります。
・機械大学校
・半導体大学校
この大学校で学ぶことで、”技術者の卵”としての技術を身につけることが可能です。
配属後の成長スピードを早めることにもつながっており、早期の成長を実現します。
また、アウトソーシングテクノロジーでは資格取得支援制度も充実しています。
公式見解を掲載しているサイトがあったので、回答を一部抜粋してご紹介します。
Q.資格取得支援制度があると聞いたので詳細を伺いたいです。また、資格を取ることで評価や給与が上がったりするのでしょうか?
A.資格取得支援制度は、会社が定めた資格を取得した際に資格の難易度に応じて5,000〜50,000円の祝い金を支給する制度です。
さらに、一時的な祝い金だけではなく資格取得がご自身の給与アップに繋がる制度を整えております。
また、資格によっては受験費用が数万円かかる場合もございますが、弊社では受験費用も上限を設けずに、実際の本人負担額を1,000円単位で端数を切り上げ支給いたします。上述の、資格取得が給与アップに繋がる制度について説明させていただきます。
2022年より開始した人事制度では資格取得をひとつの評価軸とし、累積経験値(※)や講座の修了、資格取得等に応じて単位が与えられ、その合計に応じて等級が決定される仕組みで、等級に比例して給与がアップしていきます。
(※)累積経験値:派遣先からの報酬・スキルの高い案件へ異動・会社への貢献度 等によって付与される定量評価の総称資格取得支援制度の対象資格には、技術的な資格だけではなく、語学に関する資格や経理・会計に関する資格など、キャリアの選択肢に繋がる幅広い資格を設けており、資格を取得するための研修や講座も開設しております。
社員向けの技術研修や、グループ会社が運営するKENスクールのEラーニングは無料で活用でき、スクールに通う一般向けの授業も定価の半額料金で受講することが可能です。
さらに、英会話サービスは社員・ご家族ともにリーズナブルな特別料金でご利用いただけ、TOEIC団体受験割引(一般受験料の40~50%オフ)も定期的に実施しております。
引用元:https://kai-z.net/companies/ostechnology/6978/
研修が充実しているだけではなく、資格取得支援制度もしっかりしているのはとても嬉しいことですね!
他にも様々な観点の質門に回答しているので、ぜひチェックしてみてください。
https://kai-z.net/companies/ostechnology/
まとめ
今回は、エンジニア派遣事業を展開しているアウトソーシングテクノロジーについて、会社概要や事業内容といった基本的な情報をはじめ、気になる年収や実際の評判、口コミをご紹介しました。
アウトソーシングテクノロジーは、大手企業や官公庁、公的研究機関など様々な企業や産業へ人材を派遣している企業です。
口コミを調べてみても、プライベートとの両立ができる、働きやすい、スキルアップができるなど評判は概ね良いと言えるでしょう。
IT分野に興味がある、技術職に就きたい、様々な分野に挑戦したいと考える方は、アウトソーシングテクノロジーを就職先の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。