SBI証券は、1944年の大沢証券株式会社として設立以降、成長し続けている証券会社です。
1999年からインターネット取引を開始し、現在は日本最大級のネット証券として知られています。
このような歴史があることから、就活生からも注目されている企業のひとつとなっているのです。
そこで、この記事ではSBI証券の会社概要に加えて、社風や評判、社員の口コミなどをご紹介します。
SBIホールディングスの採用選考の準備をしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
SBI証券の会社概要と沿革
SBI証券は、SBIグループの企業です。
ここでは、SBI証券の会社概要と沿革についてみていきましょう。
SBI証券の会社概要
正式社名:(株)SBI証券
英文社名:SBISecuritiesCo.,Ltd.
本社住所:東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー
電話番号:03-5562-7210
設立:1944年3月30日
代表者:北尾吉孝
従業員数:910人(2024年3月時点)
資本金:54,323百万円(2024年3月時点)
平均年齢:45.6歳(2024年3月時点)
平均年収:約970万円(2024年3月時点)
※Great企業.com調べ(参考:https://irbank.net/E03816/salary)
気になるSBI証券の社風は?
圧倒的なシェア率を誇るSBI証券ですが、就活生にとって気になるのが社風です。
ここでは、会社データや事業内容からわかる社風についてみていきましょう。
業界を牽引して成長を止めない
SBI証券は、業界の中でもインターネット取引を最初にスタートさせた先駆者的な存在です。
日本におけるオンライン総合証券の草分けとして、現在も成長を続けている企業と言えます。そんなSBI証券は、現在対面でのコンサルティングを強化するように金融紹介仲介業としての展開や法人営業、上場企業の資金調達の提案、未上場企業の株式公開などの提案など業務を拡大して取り組んでいることがわかります。
このように、幅広いサービス展開や事業展開はただ与えられた仕事をしているだけでは発展しにくいものです。
これまで、SBI証券が取り組んできたサービスや人材育成を原動力としていることから、今後も発展していく部分を強化していく必要があります。
このような企業の業務内容から読み取れるものは、好奇心旺盛でアグレッシブな人材です。
SBI証券としては、これまでの歴史から常に新しいことにチャレンジし続ける姿勢、何事にも前向きにチャレンジする気持ちを忘れることなく、進み続ける姿勢を大事にする社風であることがわかります。
入社1年目の若手でもチャレンジさせる
SBI証券は、入社1年目の若手でもチャレンジさせることを大切にしています。
これは、会社の持つベンチャーマインドが大きなポイントです。
一般的な企業では、入社して上司に付きながら様々な仕事を覚えていくことが多いでしょう。
しかしSBI証券では、入社1年目であっても配属部署希望が出せたり、仕事を任せてもらえたりします。
これは、自分で担当の仕事を持つことで仕事を覚える機会を増やすだけでなく、様々なことを経験させることに価値があると考えているからです。
もちろん、業務を全て若手に丸投げにするのではなく、先輩がサポートをしながら実際に担当して覚えていく過程を大切にしています。
最初は失敗することがあっても、次に失敗しないために何をするかを考える力を付けることも大切にしているので、下積みが長くなることがなく、様々なことに携わって経験を積んで成長していく社風となっています。
「業界で初めて」を追求する
ベンチャーマインドにも共通するところがありますが、SBIグループは「業界で初めて」を実現し続ける企業です。これは同グループの大きな強みと言えます。
「業界で初めて」の最近の例としては、SBIグローバルアセットマネジメントが組成し、SBI証券で専売しているヘッジファンド型投資信託の「SBI-Manリキッド・トレンド・ファンド」が挙げられます。ヘッジファンドは元来私募の投資信託で、富裕層に限定して販売されることが一般的でした。特徴としては、現物の株式や債券だけでなく、先物取引、オプション取引、スワップ取引、為替取引やコモディティへの投資など、あらゆる手法を用いて絶対的なリターンを追求するところにあります。
「SBI-Manリキッド・トレンド・ファンド」は英国の伝統的な運用会社マンAHLの戦略に則って、SBIグローバルアセットマネジメントが運用します。信託報酬は0.998%で1%未満です。ちなみにこの投資信託ではなく、ヘッジファンドに運用を委託する場合、運用残高に対する固定報酬2%と実現収益に対する成功報酬20%が手数料として徴求されます。
「SBI-Manリキッド・トレンド・ファンド」は、買いだけでなく売りも運用戦略に組み込まれています。すなわち、世界の株式市場が下落局面にある場合でも収益をあげることが可能となります。世界各国で戦争が継続され、米国ではトランプ氏の大統領再任が決まっています。
同氏は関税の引き上げを公約に掲げており、国際通貨基金IMFの世界経済見通しでは、同氏が本当に関税を引き上げる場合、世界経済全体への下押しリスクとなり、世界的な景気後退の可能性が示唆されています。このシナリオが現実となった場合、世界中の株価への下押し圧力となります。このような経済全体の下押しに備える意味でも、株価下落局面でもリターンをあげる可能性がある「SBI-Manリキッド・トレンド・ファンド」は優れた投資先と言えます。
SBIグループはこのように「業界で初めて」を実現し続け、それが同社の競争力につながっています。
働き方はどうなっている?インターンシップの内容と併せてご紹介
何事もチャレンジする姿勢を大切にしているSBI証券ですが、働き方はどうなっているのでしょうか?
ここでは、採用データやインターンシップの内容と併せてご紹介します。
採用データ
雇用形態:正社員
職種:総合職、エリア総合職
給与:月給300,000円(大卒・大学院卒予定)
昇給:年2回(新卒は3年目より)
諸手当:家賃補助支給(条件あり)、超過勤務手当あり(時間外、深夜、休日勤務手当など)通勤交通費など
勤務時間:8:30~17:15
勤務地:東京都、埼玉県
休日休暇:完全週休2日制、祝日、年末年始、有給休暇など
研修制度:新入社員研修、社内集合研修、各種通信研修、通学教育研修、Udemy Business
働き方について
月平均所定外労働時間(2023年度実績):16.1時間
平均有給休暇取得日数(2023年度実績):11.8日
インターンシップについて
SBI証券だけでなく、SBIグループ全体の取り組みも資料や社員の方から改めて学ぶことができ、企業理解がより一層深まりました。
引用:https://go.sbisec.co.jp/corp/recruit/internship/internship_report/592/
インターンシップに参加したことで、SBIグループ全体の雰囲気やグループ全体で目指すものが理解できたという内容です。
インターンシップでしか感じられない社内の様子も理解できたことが伝わります。
今回のインターンシップは参加人数が限られており、少人数だったため、私が抱えていた疑問点や理解ができなかった部分に関して、社員の方が直接解説してくださったため、理解を深めることができました。
とてもアットホームな雰囲気のインターンシップでした。
引用:https://go.sbisec.co.jp/corp/recruit/internship/internship_report/592/
インターンシップの参加によって、疑問を解消して理解を深められたという内容です。
社員口コミや評判について
続いて、社員の口コミや評判はどうなっているのでしょうか?
手を挙げればどんどんチャンスを与えてもらえて、どんどんチャレンジできるため、やりたいことがあってどんどんチャレンジしたい人にはかなり良い環境であると考える。
引用:https://www.openwork.jp/company_answer.php?m_id=a0910000000From&q_no=4
社風でもあったように、入社時期に関係なくやりたいことを積極的に経験させてくれる会社であることがわかります。
比較的大きな企業でありながら、いろんな分野で新規事業も立ち上げており、ベンチャーの側面もあるため、様々な経験ができると感じたため入社した。
たくさんの子会社、関連会社があり、イントラにグループ会社のポジションが募集されていたりもしたので、やる気があればいろいろチャレンジできる環境にあると思います。
引用:https://www.openwork.jp/company_answer.php?m_id=a0910000000From&q_no=3
入社前のイメージと入社後のイメージに大きなズレはなく、とにかくチャレンジ精神が大事であることが口コミからわかりました。
まとめ
ここまでSBI証券の会社概要や口コミ・評判について解説してきました。
SBI証券は、日本でインターネット証券の先駆けとなる企業であり、SBIグループとしての中核企業です。
ベンチャーマインドを持ち、入社年数に関係なく責任を持った仕事に関われるのが特徴です。
努力が感じられるような社風なので、経験や学びたい方には最適でしょう。
また、企業の採用データや働き方データから残業時間の短さや有給休暇取得日数も多く、働きやすい環境であることもわかります。
社員の口コミからも、入社前との相違がなかったことがうかがえます。
また、SBI証券やSBIグループへの将来性も期待できるため、この機会に入社を検討してみてはいかがでしょうか。